入居10年目に大変な思いをしないためのマンション住み替え成功マニュアル

ライフスタイルの変化で、マンションの住み替えを考えるタイミングが訪れていませんか。マンションの住み替えは、マンション売却と購入を同時進行しなければいけないので、不安も大きく大変です。 中には、入居10年目がタイミング的に良いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。今回は、マンション入居から10年目に大変な思いをしないためのマンション住み替え成功マニュアルを用意しました。

更新日:2023年10月03日

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イエシルコラム編集部

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IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

この記事の要点
  • マンションの住み替えは、マンション売却と購入を同時進行するので手間も時間もかかる
  • マンションの住み替え方法は「売り先行」と「買い先行」の2つがあり、それぞれメリットとデメリットがある
  • マンション住み替えを成功させるために、タイミング、費用、ローンなどの要素を把握しておくことが重要
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マンションの住み替えは、マンション売却と購入を同時進行するので手間も時間もかかり大変です。
しかし、タイミングを逃すと失敗しやすいので、具体的に何が大変なのか知識をつけましょう。

今回は、マンション入居から10年目に大変な思いをしないためのマンション住み替え成功マニュアルを解説します。

マンションの住み替え方法

マンションの住み替えは、マンション売却とマンション購入の2つを同時に行います。
  • マンション売却の流れ
  • マンション購入の流れ
上記の2つを解説します。

マンション売却の流れ

マンション売却の流れは下記の通りです。

  1. マンション査定〜媒介契約
  2. 販売活動
  3. 売買活動〜引き渡し

マンションを売却するためには、まずマンションを査定してもらわなければいけません。
査定額や販売戦略の提案などに納得したら、不動産会社と媒介契約を結びます。
次に不動産会社が販売活動をし、買い手が見つかったら、手付金を受け取り売買契約をします。残金を受け取り、鍵を引き渡します。


マンション購入の流れ

マンション購入の流れは下記の通りです。

  1. 物件探し
  2. 売買契約〜ローン審査
  3. 決算〜引き渡し

マンションを購入する場合は物件を探し、気に入った物件があったら手付金を支払い、購入申し込みをします。
住宅ローンを使う場合はローン申請を行い、審査に通ったら売買契約を結びます。
契約後、全ての金額を清算し鍵を受け取ります。

マンション住み替え方法は「売り先行」か「買い先行」

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マンションの住み替え方法は「売り先行」か「買い先行」になります。
それぞれどのような方法か、メリット・デメリットと合わせて解説します。


売り先行の方法

売り先行の方法は下記になります。

1.現在の家を売却
2.仮住居で生活
3.新居購入

売り先行は資金計画が立てやすいところがメリットです。
売却金額が確定しているため、新居の予算の目途がつけられるためです。
デメリットは売却してから新居が見つかるまでの間、一時的に住む仮住居を探さなくてはならず、引っ越し費用がかさむところなどがあります。

買い先行の方法

買い先行の方法は下記になります。

1.新居を購入
2.現在の家を売却

買い先行は、先に新居を購入します。資金に余裕がある場合はいいですが、売却が長引くとダブルローンの期間が長引きます。
長引かないように希望価格より安く売却してしまう可能性が高くなります。


事前に知っておきたい、マンションの住み替えで大変なこと5つ

マンションの住み替え方法について説明しましたが、次はマンションの住み替えで大変なことを5つ紹介します。

マンションの住み替えで大変なことを知識として身につけておくと、実際に体験した時冷静に対応できるでしょう。

  1. 信頼できる不動産会社を選ぶこと
  2. ファミリーでの住み替えスケジュールを設計すること
  3. 子供の進学で住み替えること
  4. 手数料などの費用がかかること
  5. ダブルローンになる場合があること

信頼できる不動産会社を選ぶこと

マンションの住み替えを成功させるには、信頼できる不動産会社を選べるかが重要です。しかし、数ある不動産会社から選ぶのは大変ですよね。

マンション売却時には、いくつかの不動産会社へ売却の査定をお願いしてみることがおすすめです。しかし、複数の不動産会社とやりとりするのは手間がかかります。また、提示された査定額が妥当な価格なのかを判断するのは難しいもの。

信頼できる不動産会社に出会うには、イエシル査定サービスの利用がおすすめです。

イエシル査定は、実際に売れるであろう「妥当な価格」を算出しお伝えしています。
売り出し価格を決める際の指針となる金額がわかります
また、独自の基準を設けて提携した企業の中から、不動産会社を営業の「人」単位でご紹介をしています。囲い込みなどを行わない、あなたに合ったパートナーを見つけることができます

住み替えにあたり、「実際にいくらで売れるか」を知ることは資金計画で重要です。イエシルならデータをもとに妥当な価格を算出。その根拠もご説明しています。さらに、ご状況にあわせて住み替えの進め方のアドバイスや、信頼できる不動産会社をご紹介します。



ファミリーでの住み替えスケジュールを設計すること

ファミリーでの住み替えは、家族それぞれのライフスタイルに合わせる必要があるため、考慮するポイントが多く大変です。特に、子どもの年齢には大きく左右されます。多くの方が未就学児のうちに住み替えたいと思われるのではないでしょうか。

小学校に入学すると、転校するかどうかの問題が出てきます。同じ学区内ならば転校もしなくて良いので、初めから住み替えの選択肢の多いエリアに住んでおくのもおすすめです。


子供の進学で住み替えること

「とりあえず10年間は住んでみよう」という思いで購入したマンションも、子供の進学などのライフスタイルの変化が生じた場合、当初の予定より早く住み替えを検討することになります。

その場合、住宅ローン残高より売却価格が低くなる場合があるため注意が必要です。売却を検討する際は、まずローン残高がどの程度残っているかを確認しましょう。

売却する際には一括返済しなければいけないので、買い替えローンなども視野に入れておくことをおすすめします。また、子どもの進学の場合は、広さ・エリア・価格に加え、方角・接道・学区を気をつけて選ぶと良いと思います。


手数料などの費用がかかること

マンション住み替えに必要な費用は、マンションの購入費用だけではありません。物件の価格にもよりますが、引っ越し費用や手数料など思ったよりもかかる事があります。

仲介手数料やその他費用などは事前に不動産会社に確認することが大切です。具体的にどんな費用がいくらくらいかかるのか、後述します。

ダブルローンになる場合があること

住み替えの際、思った価格で売れなかったり、売却期間が長かったりすると、ダブルローンになり大変です。失敗しないためには、売ってから買う「売り先行」がダブルローンになりにくいです。

ダブルローンが大変なこととして、住み替えローンは金利が高かったり審査が通りにくかったりします。

詳しくはこちらの記事、ローン残債があるマンションを売却する方法とは?一括返済できない時の対処法や税金・確定申告も にて紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

マンション住み替えを大変にしないために

マンションに住み替えを大変にしないために下記の3つのことを把握しておきましょう。


  • マンション住み替えのタイミング
  • マンション住み替えにかかる費用
  • マンション住み替えに使えるローン


次のページにてひとつずつ詳しく解説します。

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