入居10年目に大変な思いをしないためのマンション住み替え成功マニュアル

ライフスタイルの変化で、マンションの住み替えを考えるタイミングが訪れていませんか。マンションの住み替えは、マンション売却と購入を同時進行しなければいけないので、不安も大きく大変です。 中には、入居10年目がタイミング的に良いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。今回は、マンション入居から10年目に大変な思いをしないためのマンション住み替え成功マニュアルを用意しました。

更新日:2024年08月07日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

この記事の要点
  • マンションの住み替えは、マンション売却と購入を同時進行するので手間も時間もかかる
  • マンションの住み替え方法は「売り先行」と「買い先行」の2つがあり、それぞれメリットとデメリットがある
  • マンション住み替えを成功させるために、タイミング、費用、ローンなどの要素を把握しておくことが重要

マンション住み替えを大変にしないために

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マンションに住み替えを大変にしないために下記の3つのことを把握しておきましょう。


  • マンション住み替えのタイミング
  • マンション住み替えにかかる費用
  • マンション住み替えに使えるローン

ひとつずつ詳しく解説します。

マンション住み替えのタイミング

マンション住み替えのタイミングは人それぞれですが、下記の3つを目安にすると良いです。

  • 築年数20年以内
  • 大規模修繕工事前
  • ライフスタイルの変化


マンションは築年数が古ければ古いほど評価額が落ちていきます。できれば5〜10年が望ましいですが、最近は「築古だと売れない…」というような不動産市況ではなくなっています。そのため築年数が古いからといって諦めずに査定してもらうことがおすすめです。
また、マンションは10年〜15年に一度大規模修繕工事を行います。

毎月積立金を払っていると思いますが、工事で費用が足りなかった場合には臨時徴収があります。古くなるにつれて、積立金も増額され負担は大きくなります。しかし、ある程度築年数がたったマンションでも、大規模修繕を終えた直後なら第一印象が大幅にアップします。

大規模修繕工事の前か後のどちらに売却するのかは、マンションの状態やメリット・デメリットを見極めて判断しましょう。

ライフスタイルの変化は転職や子どもの進学、老後の準備など様々だと思います。
それぞれのライフスタイルに合わせて計画的に進めたいもの。
住み替えはまだ先だとしても、FP(ファイナンシャルプランナー)などのプロに相談し、ライフプランの設計からしてみることがおすすめです。

イエシルにはFPの資格を持ったアドバイザーも在籍しています。
最適なライフプランと、住み替え手順や注意点を聞いてみてはいかがでしょうか。

資格と豊富な経験をもつイエシルアドバイザーが、ライフプラン設計のお手伝いをします。


マンション住み替えにかかる費用

マンション住み替えにかかる費用の相場をまとめました。
参考にしてください。

マンション売却の際にかかる費用

内容  費用
金額
相場不動産会社への報酬
仲介手数料
400万円超:「売買金額の3%+6万円」
200万円超400万円以下:「売買金額の4%+2万円」
200万円以下:「売買金額の5%」
マンション売却で
得る利益にかかる税金 
所得税 
所有期間5年未満:30%
所有期間5年以上:15%

住民税
所有期間5年未満:9%
所有期間5年以上:5%

復興特別所得税
所有期間5年未満:0.63%
所有期間5年以上:0.315%

登録免許税
2000円

印紙税
約1~3万円

司法書士費用
約2万円
引き渡し費用
引っ越し費用
数万円~数十万円

ハウスクリーニング費用
数万円~約10万円

マンション購入にかかる費用

内容 費用 金額相場
建物にかかる費用 印紙税
購入価格1000万円~5000万円:1万円

不動産所得税

(固定資産税評価額ー控除額)×3%
または、 固定資産税評価額×3%ー 減額される額


登録免許税

新築:固定資産税評価額×0.15%
中古:固定資産税評価額×0.3%


抵当権設定登録費用
住宅ローン借入額×0.1%

司法書士依頼費用
約1〜数万円

固定資産税
固定資産税評価額×1.4%

都市計画税
固定資産税評価額×0.3%

仲介手数料
(購入価格×3%)+6万円+消費税

申込書拠金
1〜10万円(新築にかかることが多い)

管理費・修繕積立金
・一時金
約30万円
住宅ローンにかかる費用
印紙税
ローン借入額1,000万円から5000万円:2万円

事務手数料

約3万円から5万円
または、借入額×1〜3%


ローン保証料
借入額

物件調査手数料
約4万円から6万円

団体信用生命保険料
通常金利+約0.2%〜0.3%

火災保険料
約15万から40万円

地震保険料
約5万円から25万円
マンション受け渡しに
かかる費用
引っ越し費用
数万円から20万円

家具購入費用
数万円から

マンション住み替えに使えるローン

マンション住み替えには、住み替えローンが使えます。今あるローンの残債と、新規購入資金分を合わせて借入できるローンです。そのためダブルローンになることなく支払えます。

住み替えローンは審査が厳しいなどデメリットもあります。詳細については、こちらの記事を参考にしてみてください。

イエシルコラム:マンションの住み替えローンとは?金利や審査内容、利用の注意点を紹介



マンション住み替えが大変にならないためにプロに頼ろう

住み替えは、不動産会社選びや不動産に関する情報収集など、時間と労力を使います。住み替えのプロであるイエシルアドバイザーに頼って、信頼できる不動産会社を見つけ、マンション住み替えを成功させましょう。

イエシルのアドバイスサービスを利用すると、知っておきたい基本知識だけでなく、不動産会社では教えてくれないような情報を効率よく知ることができます。より高く早く売るコツの解説や、売却に関する不安や疑問になんでもおこたえします。
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