今が買い時、売り時!? 2016年以降の首都圏での不動産相場はどうなるか?

気になる首都圏の不動産市況の動きと今後の見通しを分析します。

更新日:2016年07月12日

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この記事の要点
  • 「2020年東京オリンピック開催決定」が首都圏のマンション市況に大きな影響を与えた
  • 現在の首都圏のマンション市況は大きな岐路に
  • 「相続税制度改正」も首都圏のマンション市況に影響を与えた
  • 強気の姿勢を貫いていると、今後アダとなる危険性あり

2015年9月以降に首都圏のマンション市況が一変?!

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このように首都圏の不動産価格の上昇は、日本自体の景気回復によって底上げされたわけではなく、海外マネーなどの特殊要因によって押し上げられたのです。不動産価格が上昇する基礎となる国内の景気回復や居住用での需要拡大が進まない状況で、海外からの投資マネーがストップすると、一時的に上昇していた不動産市場は冷え込む可能性が出てきます。

そして、2015年9月に発生した中国株式市場の大暴落によって、これまで日本に流入していた中国マネーがストップしてしまったのです。首都圏のマンション市況をリードしてきた中国人投資家が後退し始め、景気の底上げが完了していない今の日本。今後さらに上昇するのか、それとも下降を辿るのかの岐路に立たされています。そのため、「これから東京オリンピックがあるから、もっと値段が上がるだろうし、しばらくは売るつもりはないよ」という強気の姿勢を貫いていると、今後アダとなる危険性があります。

今売ることがリスク回避になりそうな可能性

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