【家の売却で後悔しないために】避けるべき9つのやってはいけないこと

不動産売買を成功させるためには、「家を売る際にしてはいけないこと」を事前に知っておくことが大切です。 そこで本記事では、家の売却でやってはいけないこと9選や、不動産会社を選ぶ際のポイントを解説します。 家の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

更新日:2024年08月07日

イエシルコラム編集部さんのプロフィール画像

イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

この記事の要点
  • 不動産売却を成功させるためには「やってはいけないこと」が9つ存在する
  • 相続した不動産の売却の場合は事前に相続登記をし名義人を変更しておく必要がある
  • トラブルに巻き込まれないためには不動産会社選びが重要
  • 不動産会社を比較する際のポイントを解説

家の売却後にやってはいけないこと2選

家の売却が決まった後も注意しなければいけないことがあります。

ここでは、とくに2つの家の売却後にやってはいけないことをご紹介します。

思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、それぞれの内容をしっかり確認し、売却が問題なく完了できるように対策しましょう。


  • 引き渡し日までに引っ越しや片付けが完了していない
  • 確定申告を怠る

引き渡し日までに引っ越しや片付けが完了していない

契約時に決定した引き渡し日になっても物件に居座り続けると、契約不履行になるため注意が必要です。
特に、引き渡し日まで物件に住む予定であれば、早めの引っ越し準備をしましょう。
違約金が発生する場合もあるため、引き渡し日には必ず間に合うように引越しや片付けを済ませておきましょう。

確定申告を怠る

売主は物件を引き渡した後に確定申告を行う必要があり、利益に応じた譲渡所得税を納税しなくてはいけません。

会社員であっても、売却で利益が出た場合は確定申告が必要となり、これを怠ると無申告加算税を課される可能性があります。

確定申告は、不動産を売却した翌年の2月中旬から3月中旬に行う必要があるため、期限に間に合うように必要な書類を準備しておきましょう。


相続した家を売る時の注意点

相続した家を売却する場合は、事前に相続登記をし名義人を変更しておくことが必要です。

相続した家は、名義人が故人の場合がありますが、家の売却は名義人でないとできないため相続登記が済んでいない場合は、早めに済ませるようにしましょう。

また所有者不明土地の解消に向けた取り組みとして、法務省は不動産登記制度の見直しを行い、令和6年4月1日から以下のように相続登記が義務化されることになりました。

相続で不動産を取得した相続人に対し、取得を知った日から3年以内に、相続登記の申請を義務付ける。正当な理由がないのにその申請を怠ったときは、10万円以下の過料の適用対象。施行日前の相続でも、未登記であれば、義務化の対象(猶予期間あり)。出典:相続登記の申請義務化の施行に向けたマスタープラン(概要)
今後は義務になることも含め、相続した家を売る際はとくに注意するようにしましょう。


家を売るならどこがいい?売却を成功させる不動産会社選びのポイント

【家の売却で後悔しないために】避けるべき9つのやってはいけないことの画像

ここまでご説明した通り、家を売る際は様々なことに注意する必要があります。

そうした中でも、できる限りスムーズに家を売るには、適切な不動産会社を選ぶことが重要です。

もし適当に選んでしまうと、様々なトラブルに巻き込まれやすくなるため、不動産会社は複数社をしっかり比較する必要があります。

不動産会社を比較する際は、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

  • 査定金額とその根拠を確認する
  • 取引実績と売却が得意な物件を確認する
  • 囲い込みに注意する
  • 行政処分の履歴をチェックする

ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。


査定金額とその根拠を確認する

査定額は不動産会社によって異なるため、相場と比較して金額の根拠を確認することが大切です。

査定金額はあくまで参考値であり、実際の売却価格とは異なる可能性があります。

査定金額は過去の取引事例や市場動向などをもとに算出されますが、それらのデータは常に変化しており、物件の状態や立地などの個別の要素も影響します。

そのため、不動産会社がどのようなデータや方法で査定金額を算出していて、本当に根拠のある金額なのかどうかを十分に確認することが大切です。


取引実績と売却が得意な物件を確認する

不動産会社によって売却が得意な物件は異なるため、売却予定の不動産と似た物件の実績が充実しているかどうかも重要なポイントです。
類似物件の実績が豊富な不動産会社であれば、査定額の信憑性も高く、売却ノウハウがしっかりしているため売却で有利になります。
さらに、直近で物件があるエリアの売却実績がある場合、そのエリアで購入を検討している顧客を抱えている可能性もあります。
中古マンションの売却実績も必ずチェックしましょう。


囲い込みに注意する

囲い込みとは、物件情報を意図的に他の不動産会社に紹介せず、自社の顧客間のみで契約させ、両方から仲介手数料を取って利益を得ようとする行為のことです。
囲い込みをされると、販売期間が長くなってしまったり売却のチャンスを逃してしまう可能性もあります。

販売活動中に内見の予約がなかなか入らない場合は、以下のようなポイントをチェックして囲い込みされていないか確認しましょう。

・他の不動産会社からの問い合わせの状況を確認する

・不動産情報サイトで自身の物件が、売り止め・交渉中になっていないか確認する

もし囲い込みの疑いがある場合には、不動産会社の変更も検討すると良いでしょう。

■合わせて読みたい:弁護士からのアドバイス!不動産売却で「囲い込み」被害に遭わない方法


行政処分の履歴をチェックする

信頼できる不動産会社を選ぶ際は、行政処分の履歴がないかチェックすることも重要です。
行政処分の情報は、「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」で確認できます。

事業者名や都道府県、期間などで検索するだけで、受けた行政処分の種類や内容を確認できます。

ただし、行政処分を受け改善に努めている不動産会社もあるため、直近で処分を受けているかどうかを確認してみてください。


初めてのマンション売却を成功させるならイエシルアドバイザーへの相談がおすすめ

ここまで家の売却でやってはいけないこと、注意すべきことをご紹介してきましたが、売却時には多くの抑えるべきポイントが存在します。

とくに初めてのマンションを売却される方は、わからないことも多いため、事前の情報収集や信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。

そんな時は、不動産業界に精通したイエシルのアドバイザーサービスに相談すると良いでしょう。

イエシルアドバイザーには、不動産仲介経験10年以上かつ、宅建等の有資格者が在籍しています。

不動産会社ではない中立的な立場から、マンション売却に関するアドバイスや、条件に合った不動産会社をご紹介することが可能です。

不動産のプロのサポートで、失敗しない不動産売却を実現しましょう。

【家の売却で後悔しないために】避けるべき9つのやってはいけないことの画像

イエシルのアドバイザーサービス

www.ieshil.com

不動産売却に精通した専任のアドバイザーが、マンションを売却に関する注意点や高値売却のコツをアドバイスします。 またご希望の条件に合わせて、厳選した不動産会社のご紹介も可能です。

ご意見、ご要望はこちら

IESHIL編集部オススメ記事

IESHILコラムとは、不動産物件情報に関連してコラム等の関連情報も提供する付随サービスです。
ご利用により、IESHIL利用規約が適用されますので、規約のご確認をお願い致します。