皆さまに不動産売買の情報を発信してきたイエシルコラム。今回は不動産売買では「物件選び」より重要といわれる不動産会社の選び方に着目し、現場で働くアドバイザーに「お客様目線で相談に乗ってくれる」不動産会社の見分け方を聞きました。
更新日:2024年08月05日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
IESHIL編集部東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。
住みたい地域が決まっている方は、個人経営の不動産会社やフランチャイズの不動産会社に問い合わせてみるのも良いと思います。
また、地元に根付いた不動産業者の場合、独自の販売ルートを確保している場合もあります。売却の場合でも候補に入れておいた方が良いでしょう。
次に実際に不動産会社と商談/面談する際にチェックすべき項目を確認していきましょう。
不動産会社と最初に商談や面談する際は、必ず担当者の名刺をもらうと思います。その名刺は必ず確認しましょう。
営業担当者に肩書きがなくても、会社案内などに目を通し、上記の資格や、税理士、任意売却アドバイザーなど宅建士以外の有資格者の有無を確認しましょう。そうした有資格者を置いている不動産会社だと、不安や心配なことも相談ができスムーズです。
マンションの購入や売却において、必ずしも全ての希望の条件を満たすことができるとは限りません。しかしながら、高額の取引になるので納得した上で取引を完了させたいですよね。そのために最も重要なのは、担当者とのコミュニケーションの相性です。
■積極的に条件をヒアリングしてくれるか?
購入条件は十人十色。
考えれば考える程、内覧を繰り返せば繰り返す程、条件が追加されていくこともあります。半ば購入を諦めてしまいたくなることもあるかもしれません。それをサポートするのが不動産業者の役目でもあります。ヒアリングした条件をお客様と一緒に整理し、同意の下、希望条件に優先順位をつけて、可能な限りベストな物件を提案しようとしてくれる担当者を選びましょう。
■決断を急かさない
高額な買い物のため、購入の決断を躊躇う方も少なくないでしょう。担当者としては「早く決めてもらいたい」と思うケースもあるかもしれませんが、決断までの間で、担当者とのコミュニケーションに違和感を感じたら要注意です。
ある程度目安になるスケジュールはあるにせよ、コミュニケーションで違和感を感じる場合は、不動産業者を見直した方が良いかもしれません。
■査定価格の説明
不動産会社には査定価格の根拠明示義務があるので、特に尋ねなくても価格の理由について説明がありますが、不明点は必ず質問をしましょう。分かりやすい説明ができる営業担当者は、交渉能力にも長けていることが多いです。
また、事前に相場観を把握しておくことも大切です。
良い不動産会社とは、甘い言葉だけでなくシビアな内容も正確に伝えてくれます。納得のいく説明をしてくれる会社を選びましょう。
■販売戦略の説明
売却予定物件のあるエリアの取引実績を不動産会社に求めることができます。年間の契約数から具体的な契約率を数字にすると他社と比較しやすく、営業力の判断の指標となります。
当然ながら、取引実績のある不動産会社の方が売却には有利です。
■販売計画と宣伝力
売却予定の物件の販売期間や戦略を具体的に聞くことも重要です。広告・宣伝活動やホームページ掲載などについても確認してください。
さらに、もし物件がなかなか売れない場合の打開策など、少し突っ込んだ質問をしてみるのも有効です。
また、見込み顧客の有無とその確度も確認しておくと良いでしょう。
媒介契約を結んでも販売が完了しなければ、売買は成立しません。販売計画をしっかり確認し、資金計画に役立てましょう。
また、物件によっては、売却よりも賃貸に出した方が利益の出る場合もあります。売却するにせよ、投資物件として保有するにせよ、納得のいく説明ができる不動産会社であることは重要です。
コミュニケーションに違和感を感じた場合は、不動産会社の変更を考えてみてもいいかもしれません。
「囲い込み」とは、物件の情報を他の不動産会社に公開せず、仲介手数料を売り手・買い手両方から得るために自社の顧客のみに紹介することです。買い手が見つかるまで時間がかかる等、不利益となるケースもあります。
日本の不動産会社の売買取引は、売り手と買い手の両者から手数料を受け取る「両手取引」が認められています。不動産会社からすると、当然利益の大きい「両手取引」が希望でしょう。
「囲い込み」が行われているかに気付くことは非常に難しいです。詳しく知りたい方は、不動産のプロに相談することをお薦めします。
イエシルは、不動産アドバイジングサービスを提供しています。
いわゆる不動産会社とは違うので、業界知識や情報を皆さまの立場に立って提供することができます。
マンション購入・売却・買い替えをお考えの方、不動産会社選びにお悩みの方など、不動産の売買にかかわるお悩みをお持ちの方は、ぜひ、イエシルアドバイザー(不動産業界歴10年以上の宅地建物取引士)に、ご相談ください。
ご希望の方には、不動産会社の営業担当者を「人」単位でご紹介することもできます。
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