家族3人なら何LDKが最適?家族の人数と間取りの関係について調べてみた

家族構成によって必要な間取りや広さは異なります。本記事では、2人・3人・4人家族に適した間取りや平米数の目安を解説。子どもの成長を見据えた住み替えのタイミングや、広さ・立地・予算の考え方も紹介します。

更新日:2026年06月23日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。イエシルは東証上場企業である株式会社リブセンスが運営しています。

この記事の要点
  • 2人・3人・4人家族それぞれに適した間取りと広さの目安を解説。
  • 子どもの成長やライフステージの変化に合わせた住み替えの考え方を紹介。
  • 【相談事例】予算と広さのバランスに悩んだご家族の実例から、マンション選びの判断ポイントを解説。

結婚や出産、子どもの成長や独立など、ライフステージの変化によって一緒に暮らす家族の人数やライフスタイルは変わります。それに伴い、「今の住まいが手狭に感じられる」「部屋が余って使い道に困っている」といったお悩みを抱える方は少なくありません。 適切な間取りや広さを知ることは、将来にわたって快適に暮らすための住まい選びや、失敗のない住み替え計画を立てる第一歩となります。本記事では、家族の人数に応じた最適な間取りの基準と、ライフステージに応じた具体的な検討タイミングについて、客観的なデータや実務的な視点を交えて分かりやすく解説します

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目安の広さはどうやって決める?

物件選びで悩むポイントの一つが、「家族にとってどのくらいの広さが必要なのか」という点です。 国土交通省の「住生活基本計画(全国計画)」(令和3年版)では、住まいの広さの目安として「最低居住面積水準」と「誘導居住面積水準」が示されています。物件を選ぶ際の目安として参考になるため、計算方法をご紹介します。

・最低居住面積水準:2人以上の世帯 の場合、10 ㎡×世帯人数+10 ㎡
・一般型誘導居住面積水準:2人以上の世帯の場合、20 ㎡×世帯人数+15 ㎡
出典:国土交通省「令和3年住生活基本計画(全国計画)

最低居住面積水準とは「健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積」の水準のこと、一般型誘導居住面積水準は「豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積」に関する水準のことです。「最低居住面積水準」は、あくまでも生活に必要な最低限の広さです。そのため、家族で快適に暮らすことを考える場合は、「一般型誘導居住面積水準」を一つの目安として考えるとよいでしょう。

 ※令和8年版の住生活基本計画(全国計画)では、令和3年版に記載されていた「最低居住面積水準」「誘導居住面積水準」の具体的な㎡数は示されていません。その代わり、今後供給・流通を促進する住宅規模について、「単身世帯がゆとりのある住生活を営むことができる規模」や「2~4人世帯が生活できる規模」を考慮し、「40㎡程度を上回る住宅」とする考え方が示されています。本記事の世帯人数別の面積目安は、具体的な数値が示されている令和3年版の住生活基本計画を参考にしています。

夫婦2人で暮らす場合におすすめの間取り・平米数は?

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2人暮らしを始める場合、当然ながら1人暮らし用のワンルームや1DKでは狭く感じてしまいます。最低でも、寝室とリビングを分けられる1LDK以上があると生活しやすいでしょう。

国土交通省の「住生活基本計画」の令和3年版の水準を参考にすると、都市部で夫婦2人が快適に暮らすための広さの目安は、「最低居住面積水準」は30㎡、「誘導居住面積水準」は55㎡程度となります。

夫婦それぞれの就寝時間が異なる場合や、在宅ワーク用の書斎、趣味の部屋などが必要な場合は、1LDKでは十分なスペースを確保できないこともあります。そのようなケースでは、2LDK以上の間取りを検討するのがおすすめです。

また、将来生まれてくる子ども用の部屋を確保しておくために、結婚当初から2LDK以上のマンションを選ぶ夫婦も少なくありません。
将来のライフプランをすり合わせた上で、必要となる部屋数を逆算することが重要です。

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夫婦+子ども1人の場合におすすめの間取り・平米数は?

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3人家族の場合、子ども部屋+夫婦の寝室+リビングで2LDK以上の物件を選ぶのが一般的です。

国土交通省の「住生活基本計画」の令和3年版の水準を参考にすると、都市部で3人が快適に暮らすための広さの目安は、「最低居住面積水準」は40㎡、「誘導居住面積水準」は75㎡程度となります。

在宅ワーク用の書斎や趣味の部屋、ゲストルームなどを設けたい場合は、3LDK以上を検討することになるでしょう。

一方で、子どもが1人生まれて家族3人になっても、子どもが小さいうちは子ども部屋を作る必要が無いので1LDKでも十分という方もいらっしゃいます。また、広めのLDKであれば、リビングの一部に学習机を置き、子どもの勉強スペースを作るということもできるかもしれません。
しかし、子どもが生まれると子どもの衣類やおもちゃなど必然的にものが増えるため、収納が十分にない場合は1LDKだと狭く感じてしまうかもしれません。お子さんが生まれるタイミングで、マンションの売却を検討される方も多いようです。

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夫婦+子ども2人の場合におすすめの間取り・平米数は?

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国土交通省の「住生活基本計画」の令和3年版の水準を参考にすると、都市部で4人家族が快適に暮らすための広さの目安は、「最低居住面積水準」は50㎡、「誘導居住面積水準」は95㎡程度となります。

間取りとしては、子ども部屋2部屋と夫婦の寝室、リビングを確保できる3LDKを選ぶケースが一般的です。子どもが成長してそれぞれに個室が必要になることを見据え、最初から3LDKを希望する家庭も少なくありません。

さらに、在宅ワーク用の書斎や趣味の部屋、ゲストルームなどを設けたい場合は、4LDK以上も選択肢となります。ただし、マンションでは4LDK以上の物件数が比較的少ないため、希望エリアによっては選択肢が限られる点に注意が必要です。

一方で、子ども2人が同じ部屋を使うのであれば、2LDKでも十分に生活できる場合があります。6畳以上の部屋があれば、2段ベッドを設置して子ども部屋として活用することも可能です。

ただし、男女のきょうだいや年齢差のあるきょうだいの場合は、成長後も同じ部屋で問題なく過ごせるかを考えておく必要があります。将来的に個室が必要になることを見据え、住み替えを前提に2LDKを選ぶのか、最初から3LDK以上を選ぶのかを検討しておくとよいでしょう。

4人家族の住まい選びでは、現在の生活だけでなく、子どもの成長後の暮らしも見据えながら、間取りと広さのバランスを考えることが大切です。

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子どもがいる場合、引越しのタイミングは要注意

子どもが生まれて部屋が手狭になったからといって、すぐに引越しするのではなくそのタイミング見極める必要があります。

◯子どもが産まれたばかりの場合

出産前となると妻が身重の状態で引っ越しするのは負担が大きいですし、乳幼児を抱えた状態で引っ越しするのも大変。なので、広い部屋に引越すのであれば、子どもが産まれてしばらく経ち、育児の生活リズムが落ち着いた時期を選ぶのが賢明です。

◯子どもが保育園や幼稚園に通っている場合

子どもが幼稚園や保育園に通い始めてから別のエリアに引越すことになると、それまでにできた友だちやママ友と別れなければなりません。通園途中で引越すよりは、小学校や中学校に入学するタイミングで引越すほうがよいでしょう。

◯子どもが独立したら……

子どもがいる世帯であっても、いずれ子どもが独立して家を出て行くでしょう。となると、子ども部屋にしていた部屋が余ってしまうことになります。もちろん、子どもが帰省したときのために部屋をそのままにしておくのもアリですが、3LDKや4LDKだと夫婦2人で住むには広すぎるかもしれません。子どもが独立したタイミングで少し狭い物件に引越すのもおすすめです。


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【相談事例】希望の広さを求めると予算オーバー…エリアを優先するか広さを優先するか悩んだA様

マンション価格が上昇している中、「広さを優先するか、立地を優先するか」で悩む方は少なくありません。今回は、実際にイエシルアドバイザーへ相談されたA様の事例をご紹介します。

 A様のご相談内容:子どもの成長に伴う「3LDKへの住み替え」

A様は、ご夫婦と男女2人のお子様の4人家族です。現在は賃貸で、70㎡の2LDKに住んでいますが、お子様の成長に伴い、それぞれに個室が必要になることを見据えて3LDKへの住み替えを検討していました。
しかし、希望していた東京都中央区ではマンション価格が大きく上昇しており、予算内で60〜70㎡台の3LDKを見つけることが難しい状況でした。

1件気になっている新築マンションがあるものの、
「このまま進めて良いのか」
「希望エリアを広げるべきか」
「中古も含めて探すべきか」
と判断がつかず、イエシルアドバイザーへ相談されました。 

現状の整理と見えてきたリスク

直近の市況データをもとにアドバイザーが情報を整理。客観的データからも、中央区でA様の希望条件をすべて予算内に収めるのは非常に難しい状況であることが改めて分かりました。また、検討していた新築マンションは申込期限が迫っており、結論を先延ばしにすると購入機会そのものを逃す可能性もありました。一方で、焦って購入を決めてしまうと、 

・希望していた広さを確保できず、将来的にまた住み替えが必要になる
・予算負担が大きくなり家計を圧迫する
といったリスクも考えられます。

アドバイザーからの提案

アドバイザーは、まず目の前の新築物件について「申し込むか見送るか」を判断し、その後に中古物件の検討を進めることを提案しました。また、中古を探す場合は市場に出回る前の物件情報をいち早く入手できるよう、高額帯の物件に強い不動産会社とのつながりを持つことを勧めました。
さらに、
・引き渡し時期と今の賃貸の更新時期の調整が可能か確認する
・必要に応じて価格交渉を行う
・条件に合う物件が見つからない場合は、一度賃貸へ住み替える選択肢も検討する
など、物件購入にとらわれない現実的な選択肢も提示しました。

最終決断

A様は相談を通じて、「中央区で理想の広さを予算内で購入することは簡単ではない」という現実を整理できました。
その上で、まずは申込期限が迫っている新築物件について優先的に判断し、その結果次第で中古物件やエリア拡大も含めて検討を続ける方針を決定。

希望条件だけにこだわるのではなく、「広さ・立地・予算」の優先順位を整理しながら住まい探しを進めることになりました。

イエシルアドバイザーから一言

「家族構成やライフスタイルによって、広さ・立地・予算の優先順位は異なります。希望条件がまとまらない場合は、一度不動産のプロと整理してみることで、納得感のある住まい選びにつながるでしょう。」
物件購入を検討し始めた今が、相談のベストタイミング。 「何から始めればいい?」「気になる物件の価格が気になる」等なんでも質問可能。 まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

結婚や出産、子どもの成長・独立など、ライフステージの変化によって必要な間取りや広さは変わります。一般的には、夫婦2人なら1LDK~2LDK、子ども1人の3人家族なら2LDK以上、子ども2人の4人家族なら3LDK以上が目安とされていますが、家族の暮らし方によって最適な住まいは異なります。

また、マンション価格が上昇している現在は、「広さを優先するのか」「立地を優先するのか」「予算を優先するのか」で悩むケースも少なくありません。実際にA様のように、理想の間取りや広さを求めると予算オーバーになり、希望条件の優先順位を見直す必要が生じることもあります。

住まい選びで後悔しないためには、現在の家族構成だけでなく、数年後・十数年後のライフプランも見据えながら検討することが大切です。間取りや広さだけで判断するのではなく、資産価値や将来の住み替えのしやすさも含めて総合的に考えることで、ご家族にとって納得感のある住まい選びにつながるでしょう。

もし一般論ではなく、自分の家族だとどんな間取りが最適かということを相談したい場合は、
イエシル個別相談会』をご利用ください。

>>ライフプランに合わせた最適な間取りを相談:イエシル個別相談会

イエシル個別相談会』は、不動産の専門家(有資格者)に無料で質問・相談することができる面談サービスです。面談は40分程度で、オンラインでの対応が可能です。
最適な間取りはもちろん、購入までの段取りや予算の立て方、住宅ローンに関する疑問など何でも相談可能です。
ぜひ家族で求めるライフスタイルに合わせた、最適な間取りをみつけてください。

この記事を監修した人
國分大幸

株式会社フィルライフ・イエシルアドバイザー。宅建士・FP2級

【仲介歴15年/相談2500件超】大手仲介会社の責任者を経て、現在はイエシルアドバイザーとして中立の立場からマンション売却・購入のご相談を受け、本音のアドバイスを届けています。業界の裏側を知り尽くした知見で、居住用から投資用まで、不動産売買という大きな決断をサポートしています。

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