「マンションを売るか貸すか」どっちがいいの?実例をもとに分かりやすく解説

相続や転勤によって、住まなくなったマンションを売るか貸すか迷っている方のために、それぞれのメリット・デメリット・注意点を簡単に解説します。また、賃貸に出したマンションを売却する際、査定にどのような違いが出るのか、実例をもとに説明します。

更新日:2023年09月21日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

この記事の要点
  • 売却と貸し出しにはそれぞれメリットとデメリットが存在する
  • 賃貸に出して、後から売却しようとする場合、リスクがある
  • 売却と貸し出し、どちらを選ぶかの判断基準は、将来の利用計画にかかっている

事例で分かる「賃貸に出したマンションの意外な事実」

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思い入れのあるマンションであれば、すぐには手放さず、しばらくの間は賃貸に出しておきたいという方もいるでしょう。

しかし、賃貸に出したあと事情が変わって、「やはり売却したい」と考えが変わることがあるかもしれません。その場合、どのようなことが起きるのでしょうか。

実例をもとに解説していきます。


「賃貸中」と「空室」で驚くほど差がある査定価格

実際に以下のマンションが「賃貸中(入居者あり)」と「空室(入居者なし)」で査定されました。(査定時期:2022年2月)

【実例物件】

エリア:渋谷区初台

間取り:2LDK

面 積:60㎡台

査定結果は次のようになりました。

  • 賃貸中(入居者あり):約7,300万円
  • 空 室(入居者なし):約8,800万円

なんと、賃貸中と空室では査定価格に約1,500万円もの差があったのです。

なぜ査定価格に大きな差があるのか

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