マンションの売却にかかる期間は、およそ3〜4か月です。ただし、売却期間は物件の価格や条件、エリアなどで大きく変動するため、4か月以上かかる場合もあります。
売却が決まると次の持ち主に権利が移るため、新居への引っ越しが必要な方は売却前に引っ越し準備をしましょう。
売却が決まったとしても、新居への入居が先になりそうな場合は予め売買契約時に引き渡しの期日を決めておきましょう。不動産の引き渡しは決済と同時が基本ですが、売買契約時に日程を調整し、期日を自由に決めることは可能です。決済日自体を移動させることや決済日以外の日を引き渡しの期日に設定することもできます。
売買契約時に期日は決まり、基本的には動かすことはできないため、引き渡し時期の設定は慎重に行いましょう。
マンションを売却するときの流れを解説します。
売却前に手順を知ることで、スムーズに売却できます。
まず、不動産の売却をする際は、不動産会社に売却価格の査定を依頼する必要があります。査定の方法は、「机上査定」と「訪問査定」の2つです。机上査定は、現地調査をせず類似物件の取引相場や市場の動向などを参考に価格を算出する方法です。訪問査定は、不動産会社の担当者が直接マンションを訪問し、価格を算出する方法です。価格の目安を知りたい場合は机上査定、精度の高い価格を知りたい場合は訪問査定を依頼しましょう。
なお、1社のみの査定で売却をすすめてしまうと、適正ではない売却価格を提示されてしまうこともあるため、複数の会社に査定を依頼して価格を比較しましょう。
「イエシル」では、不動産仲介営業経験10年以上のプロ(イエシルアドバイザー)が確実な売却価格を個別で算出するサービスも提供しています。
あわせて、売却の進め方を丁寧にお伝えし、ご希望の方には信頼できる不動産会社を複数ご提案させていただきます。
物件の売却価格はもちろんのこと、不動産会社の担当者との相性や対応の速さ、適切なアドバイスをもらえるかなどを基準に見極めを行うとよいでしょう。
イエシルアドバイザーに個別査定をご依頼いただいた方には、ご紹介した不動産会社との相談日程の調整や、要件の事前共有などもアドバイザーが代行します。そのため、複数業者を比較する際の手間が省けることも特徴のひとつです。
約3か月〜6か月の売却活動期間で買主が決まる物件は多くあります。半年以上経っても買主が決まらない物件は、他の戦略を考える必要があります。
購入を希望する方からの問い合わせや内覧への対応をします。これは、契約する不動産によって、どこまで持ち主が対応するかが異なります。問い合わせ対応や内覧対応を不動産会社が請け負い、買主が決まった時のみオーナーが立ち会う場合もあります。事前に、オーナーが担当する業務を確認しておきましょう。
また、いつ内覧希望者が訪れても好印象を持ってもらえるように、物件の室内は整理整頓し、美しく保つことが大切です。
買い手が決まれば、売買契約の手続きをします。契約の前に、購入希望者から価格交渉がある可能性もあります。自分の損がない程度に交渉に応じる姿勢を見せましょう。
契約内容や物件の条件に相違がなければ、売買契約を締結します。そこから物件の引き渡し・決済を行うまでに約1か月ほど期間を要するケースが多いです。それは買主が銀行の住宅ローン本審査を通すことに時間を要することが多いからです。
「イエシル」では、専任アドバイザーがその物件の適正価格をお伝えします。適切な売却金額を設定することで、速く・賢く物件を売却しましょう。
同じ地区に同条件の物件があると、売れにくい傾向があります。住みたい層・買いたい方は、そのエリアの特徴で重なります。同じエリア内で売り物件がある場合は、売り出し条件や価格を再検討しましょう。
条件が似通った物件は、売り出すタイミングをずらす方法もおすすめです。価格をあまり下げすぎると、何か不具合があると勘違いされるため、不動産会社とよく相談しましょう。購入希望者が他の物件よりもお得であると感じることが大切です。
売り出しから半年以上経っても買い手がつかない物件は、工夫が必要です。
長い期間売りに出されている物件は、「売れ残っている物件」という印象になる可能性があります。売り出しから半年のタイミングで、一度内容を見直しましょう。
たとえば、販売価格・物件の条件・内装の清潔感を客観的に見直し、販売価格の変更や広告の出し方を変えるなどです。長期間同じ手法の広告ばかり出し続けて、少しずつ価格を下げると「売れていない物件」と認識されてしまうため注意しましょう。
マンションの築年数は、買い手にとって重要な要素です。人気がある物件は築年数が浅く、保存状態のよい物件です。特に、築5年以内の新築物件は人気が高く、早く売れる傾向があります。中古物件や築年数の長い物件を早く売るためには、内装を整え、印象をよくする必要があります。
物件を手放そうと考えている方はできるだけ早く売りに出しましょう。今すぐに手放すことを検討していない方も、不動産会社に問い合わせて市場価値を調査しておくことがおすすめです。
マンションを速やかに売るためには、適正価格で売り出すことがコツです。物件価格を相場と比べて高すぎる金額に設定してしまうと、なかなか買い手がつきません。反対に、相場と比べて安すぎる金額に設定してしまうと、「何か事情や原因があるのではないか。」と不信がられる可能性もあります。
物件に対して付ける価格は不動産会社ごとに異なり、数百万円以上の差が出ることも珍しくありません。一番高い査定価格のところが一番高く売ってくれる会社とも限らず、その価格は媒介契約を結びたいがための高すぎる査定額の可能性もあります。そのため、複数の不動産会社が提示する価格を比較するだけでなく、その算出根拠を知り、適正価格を把握して売り出し価格を設定することが重要です。
マンションを売り出す前に工夫することで、売却期間が短くなる可能性があります。
「イエシル」は、これまでに累計相談数3,500組以上(2021年5月集計)のご相談をお聞きし、面談満足度93.6%(2021年5月集計)という評価を頂いています。
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