中古マンション購入希望者必見! フラット35とリフォームローンの知識総まとめ

中古マンションを買うために知っておきたい住宅ローンの知識についてご説明します。特にここでは、他の住宅ローンに比べてメリットが多く人気も高い「フラット35」について、また中古マンションに要望の多いリフォーム・リノベーションに関わるローンについて詳しくご紹介します。

更新日:2016年08月08日

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マンションは高い買い物です。「新築マンションは魅力的だけど、高すぎて買うのはとても無理……」ということで、比較的安価で購入できる中古マンションを選ぶ人が近年増えています。とはいえ、いくら安くとも代金の全額を一括で支払える人は稀で、大部分は住宅ローンを組んで中古マンションを購入することになります。 そこで、中古マンションを買うために知っておきたい住宅ローンの知識についてご説明します。特にここでは、他の住宅ローンに比べてメリットが多く人気も高い「フラット35」について、また中古マンションに要望の多いリフォーム・リノベーションに関わるローンについて詳しくご紹介します。

フラット35を使う場合に覚えておきたいこと

住宅ローンの中でも、最も幅広く用いられているのが「フラット35」。これは、民間金融機関および住宅金融機構が提携して運用している長期固定金利住宅ローンです。フラット35のメリットとして、次の4点が挙げられます。

1)資金の借入(受取)を行った時点で、返済終了時までの借入金利、総返済額が確定する。
2)住宅金融支援機構が定めた技術基準に従い、物件検査を実施しているため、質の良い住宅を手に入れることができる。
3)保証料、繰上返済手数料、返済方法変更手数料は掛からない。
4)機構団体信用生命保険など、返済中のサポートが充実している。


借入金額は「100万円以上8,000万円以下、かつ建設費または購入価格の上限とされています。
なお、借入金額は1万円単位で設定することが可能です。

また、借入基準の1つとして、年収に占める全ての借入金(フラット35以外の住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、カードローンなど)の年間返済額の割合が、一定の基準を満たしている必要があります。例えば年収400万円未満の場合は30%以下、400万円以上の場合は35%以下という具合です。

フラット35は頭金がなくても利用することはできますが、ご自分のライフプランをしっかり立て、無理のない返済プランを考える必要があるでしょう。

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