【実録】買値+500万での売却から、横山さんが物件オーナーになるまで

【売却インタビュー第13回】東京都内のマンションを売却したIESHIL会員横山様(仮名)に体験談を伺いました。 ご検討からのマンション売却のエピソードをご紹介いたします。

更新日:2018年01月16日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

一人暮らしや結婚など、ライフステージの変化に合わせて住まいを変えるというのは、良くある話です。
今回の主人公、横山勇雄さん(仮名)もその一人。


横山さんは、結婚をきっかけに東京都目黒区にマンションを購入しました。
ところが、奥様とは性格の不一致で別れることに…。目黒区のマンションは、奥様がひと目で気に入ったマンションです。横山さんには愛着がなく、マンションを売却することへ。
売却に乗り出すと、横山さんは驚きました。
「新築マンションは買った瞬間に価値は目減りする」と思っていたにも関わらず、
買値より高い査定が出たからです。
この出来事をきっかけに不動産に興味を持ち始め、現在の横山さんは区分マンション2室のオーナーになりました。


それでは、横山さんの今日までの軌跡を追ってみましょう!

横山勇雄さん マンション売却&購入ストーリー

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【横山勇雄さん プロフィール】
都内勤務の会社員。30代前半。現在は、妻とお子さんの3人家族。

2013年、東京都目黒区に新築マンションを購入するも、翌年離婚を機に売却。
2014年に東京都江東区に築4年のマンションを、2016年に再び目黒区に新築マンションを購入。
当初は実需目的でしたが、現在は賃貸に回して家賃収入を得ています。
横山さんはその後再婚し、再婚相手の実家近くの賃貸物件に住んでいます。
12月に竣工予定の東京都中央区の新築マンションを購入し、引っ越し間近。

沿線に強い仲介会社を選び、買値より500万円以上高い価格での売却に成功!

――2013年に目黒区のマンションを買われた、背景から教えてください。


横山:独身時代は千葉県市川市の社員寮、結婚してからは同市内の賃貸マンションで暮らしていました。
その後、東北地方太平洋沖地震が発生して液状化に見舞われたため、江東区の賃貸マンションに引っ越しました。

そんななか、妻との間に「そろそろマイホームでも…」という話が出て、2012年の年末くらいから本腰を入れて探すことになったんです。
世田谷区、大田区、目黒区、品川区などの城南地区をメインに、横浜、日吉なども当たりました。
いろいろと探した結果、妻が目黒区の新築マンションを気に入り、購入したという背景です。

175世帯の低層マンションで、目をつけたのは、間取り68平米で、3LDKの地下1階の物件です。
プライベートガーデンがあり、その先に芝が広がるという物件でした。内廊下でセキュリティ面が万全。
そうした物件の魅力と安全性の高さを妻は一目で気に入りました。
近隣に住んでいた妻にとって、「生活をイメージしやすかった」ことも手伝って、そこに決めたわけです。

マイナスポイントを挙げると、最寄り駅まで12分くらいで通勤に少し不便な点ですね。
物件からバス停まで徒歩で5分、そこから駅までバスで7分かかります。
物件からは2つの路線を使えましたが、私鉄駅から物件までは徒歩で15分かかったんですよ。

実は、この物件の他に、もう一つ候補の物件がありました。

同じJR線の駅近物件です。通勤の利便性、資産価値の観点から、私は、もう一つ候補がよかったのですが、まあ、押し切られたというか(苦笑)。2013年9月に5980万円で購入しました。

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――ところが翌年、2014年5月に手放すという、スピード売却のようですが。やはり、立地などの面でキツかったのでしょうか?

横山:いえ…。実は、新居を構えたものの夫婦間ですれ違いが増え、2014年4月に離婚したんです(苦笑)。
その前から話し合いは始まっていて、別れるなら資産もスッキリさせようということで、このマンションも売ろうという話でまとまりました。まあ、私自身、通勤を考えると、もともと、住みたい立地ではありませんでしたからね。

売却に向けて具体的に活動を始めたのは、2014年2月に入ってから。
ネットの一括査定で複数社に打診することにしました。当時はまだIESHILはなかったので使っていません。

ほどなくして、仲介会社4社から連絡がありました。
査定額は6000万円~6800万円という幅でした。
当時は不動産に対する知識がほとんどなく、「マンションは、買った瞬間から価値が下がる」と思いこんでいました。それが、買値以上の査定が出て驚いたのを覚えています。

査定をお願いした仲介会社の一つが、沿線に強い電鉄系の会社でした。
担当者が私と同世代で、とても親身になってくれる人柄でした。
査定価格は6580万円でしたが、「南向きなので加点、地下なので減点、周辺の成約事例はこの価格」など
客観的なデータを出してくれ、一つひとつに納得できました。
手数料を大幅に下げてくれたこともあり、専属専任媒介でお願いしました。

その後の対応は、スピーディでした。担当者は1カ月の間に6組も買い手を連れてきて、居住中内覧を行いました。
また、買い手の反応やローン審査の状況など、気になる情報を逐一報告してくれたことも嬉しかったですね。
私としては「駅から遠いし地下だし本当に売れるのかな…」と不安がありましたが、それを打ち消してくれるサポートで、安心できました。

売却の話がまとまったきっかけは、買い手のなかにいた、家族連れの奥さんでした。新婚当初の私たちがそうだったように、その奥さんがこの部屋を気に入り、話はまとまりました。
値下げの要求があったので80万円安くして、6500万円での売却です。
残債などを支払い終えてもいくらか手元に残ったので、とても満足しています。

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――無事に売却を終え、新たな人生のスタートを切ったわけですが、その後の住まいはどうなりましたか?

横山:売却後も紆余曲折がありました。
私は家具に凝っていたので、すべてを新居へ持ってくためにはそれなりの広さが必要でした。
しかし、1人で広い部屋に暮らすのは少し寂しいですよね。
どうしたものかと都内に住む幼馴染と「ルームシェアでもしようか」ということに(笑)。

――急展開ですね(笑)。

横山:しかも、当初は賃貸のつもりでしたが、江東区のベイエリアに、築4年の「掘り出し物」のマンションを見つけ、つい買ってしまいました。広さは90平米で6000万円でした。

ところが、10カ月もしないうちに幼馴染が結婚することになり、再び一人暮らしを強いられることへ。
90平米の部屋を持て余し、2015年2月には港区に40平米台の新築マンションを買い、住むために引っ越しました。

港区へ越したのがよかったのか、今度は私が良縁に恵まれ2015年の11月に再婚です。
子どもができると、「港区のマンションでは手狭だろう」ということになり、中央区で建築中だったタワマンの一室を買いました。75平米で価格は9000万円でした。住宅ローンを目いっぱい使いました(笑)。
いまは賃貸マンションに住んでいて、中央区のタワマンが竣工するのを待っている状態です。

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――江東区のベイエリアのマンションと、港区の新築マンションはどうされたのですか?

横山:売ってしまう手もありましたが、売却の経験を通じて不動産は面白いと思っていました。
そこで、賃貸に挑戦してみようと考えました。
まずは、比較サイトで管理会社を探しました。私に売却の経験はあっても、賃貸経営の経験はなかったので、プロに任せようと考えたんです。
江東区のマンションは、複数の会社が月32万円で貸せるといいました。
月々のローン返済は12万円だったので十分にキャッシュフローが出ます。
これだけ高額になることに驚きつつも、マンション投資の魅力に気づくことになりました。

とはいえ、家賃32万円の家なんて個人では手がでない。
そこで、法人営業が得意な管理会社に客付けを任せてみると、狙い通りすぐに借り手を見つけてくれました。
港区の物件も管理会社の比較サイトで不動産会社を探したところ、月額の管理手数料が無料で、サブリースという会社を見つけることができました。
こちらは月13万円のローン返済ですが、賃料は月23万円あります。

――不動産の素人だった横山さんが、今では収益物件のオーナーになったわけですね。

横山:その通りです(笑)。

不動産は立地などを間違えなければ資産価値は下がるどころか高くなり、賃貸に回せば十分な賃料も得られます。
活用しない手はないと思いました。今後も、良い物件が都内にあれば買いたいですね。

江東区の物件は部屋が広い上に家賃設定が高いので、借り手を見つけにくいんです。
いまの入居者が出たら売却しようかと考えていたんですが、そんなタイミングでIESHILを知り、会員登録をしました。
自分のチェックしているマンションの近隣物件が売り出されると、メールで教えてくれたり、建物だけではなく部屋まで指定して参考査定価格がわかったりするので便利です。

――ありがとうございます!

横山:不動産会社の紹介や、業界経験者によるアドバイザーサービスも気になります。
私は不動産の売却や収益物件の運営についてほぼ独学でしたが、専門家のアドバイスは心強いですね。
次に売却する際や、新たに買う時は利用させていただきます。

都心の物件は、利回りは低いですが、ニーズが高いので入居者に困りません。
資産価値が高くサブリースも付きやすく、売却も有利でしょう。
不動産投資の入り口から出口までを取りやすいので、今後も23区内で探したいと思います。

――ぜひ、IESHILをご活用ください。

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取材を終えて

離婚を機に不動産の売却に踏み切り、買値以上で売れたという横山さん。
いまでは、複数の収益物件のオーナーにまでなりました。

そのとき役立ったのは、ネットの一括査定や管理会社の比較サイトでした。IESHILでは部屋ごとに算出した参考査定価格が分かるほか、マンションの売却や購入をサポートしています。

気になった方は、ぜひ下記までお問い合わせください。

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