【売却インタビュー第11回】東京都内のマンションを売却したIESHIL会員東条様(仮名)に体験談を伺いました。 ご検討からのマンション売却のエピソードをご紹介いたします。
更新日:2019年03月12日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
IESHIL編集部東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。
東条さんは、2011年に東京都品川区に築16年・3480万円で売り出されていたマンションを2930万円で購入し、
昨年末、4080万円で売却。
次いで豊島区に次の物件を購入し、いまはそちらで奥さんと暮らしています。
この6年間で、マイホームの購入から売却、2戸目の購入というサイクルを経験しましたが、
そこでは「ネット」の不動産情報サービスが役にたったとか。
そんな、東条さんの物件ストーリーを追ってみましょう。
東条:それまで賃貸マンションで暮らしていましたが、
「そろそろマイホームでも」と夫婦で話し合ったことがきっかけです。
そこで、私の通勤に便利な路線を中心にいくつか調べると、東京都品川区に最寄駅から徒歩6分、52.5㎡で3DK、築16年の物件が見つかりました。
この物件のオーナーは女性で、新築時に購入し、すでにローンは完済。最初は3480万円で売りに出していたのですが、その後に東日本大震災が発生し、都心の物件は軒並み値を下げることに…。
この物件は3180万円になり、私が見つけたのは、そのタイミングでした。
交渉の末、2930万円で購入できました。
ローンの返済は月9.2万円で、賃貸の時の家賃月9万円に比べてもさほど変わらず、これなら大丈夫と判断。
近くには大きなアーケードもあり街としての魅力も存分、通勤も電車一本と、とても良い環境が手に入りました。
実際に動き出したのは昨年の9月ごろからです。市況が良かったこともあります。
買った当初から「いつかは売ろう」と考えていて、大手不動産サイトなどで売却価格を調べていました。
途中からはIESHILのことも知り、使い始めました。
リアルタイム査定を使えば、周辺で似たような規模の物件がいくらで売れているか時系列でチェックできて重宝しましたよ。
マンションの近くでは大規模再開発も始まっていて、それも資産価値向上につながっているようでした。
ウチと同じサイズでさらに築年数は10年古いのに4500万円前後という物件もありましたから。
イエシルが「高く売る」能力を持った不動産会社をご紹介
――チャンスと捉えたわけですね。
東条:はい。さっそく、いくつかの仲介会社に査定をお願いしようとしたのですが…。
たまたま近所に大手仲介会社のA社の支店ができて、目立っていたので気が変わった。
ここなら販売力はあるだろうし、出店したばかりで実績も欲しいから一生懸命売ってくれるに違いないと思い、
9月に専任媒介契約を結ぶことにしました。
ちなみに、その仲介会社の査定価格は3980万円でしたが、私としてはIESHILのリアルタイム査定やSUUMOなどで周辺相場を調べていたので、もっと高く売れると思い4480万円に価格設定することに。
ネットで相場を知っておいて本当に良かった。
ネットに掲載した物件情報へのアクセス数を教えてくれたり、この辺はさすが大手だなと思いましたが、
こちらも反応は芳しくなかったようで「値下げをしませんか?」と担当者に迫られました。
そこで、10月の連休前に4280万円にしたのですが、あまり見通しは変わらず、時間が過ぎていくばかりでした。
営業マンは、さらに値下げを提案。
「4000万円以下にしましょう!」と何度も言われました。
私としてはそれだけはやりたくなかった。
だからといって、このまま売れないのも困るので、12月に入り4080万円まで価格を下げました。
その後、まもなく専任媒介契約が切れたので、一般媒介に切り替え、A社に加えて、いつもチラシをポスティングしてくれていた、別のB社にも4080万円でお願いすることにしました。
A社からは「専任で続けたい」と何度も言われました。
しかし、結果が出ていないし、正直、度重なる値下げ要求に疲れていたこともあります。
またA社がネットに載せた情報はいいかげんでした。
たとえば「オートロック」完備なのに、「オートロック」で条件検索してもヒットしないといった具合です。
こうした点にも不信感が芽生えていました。
それに対してB社はしっかりとしていました。
売却物件が条件検索されやすいよう、ネットにも正確で細やかな情報を載せてくれるので、ヒット数は各段に増えたし、内見も入れてくれました。正直、心象は良かったです。
ところが、ライバルが現れたことで焦ったのか、最初の会社はすぐに4080万円で買いたいというリフォーム会社を連れてきました。
この頃には、次に引っ越したい家も見つかっていたので、その価格で12月に売却の契約を結ぶことに…。
確信は持てませんが、実は最初からこのリフォーム会社がいて、最初の見積額3980万円で売りたいと考えていたのかもしれません。
だから、あれほど値下げ要求をしてきたのかも…。
結果、4360万円で買えることになりました。
こういった成功談が売却の裏であったので、品川のマンションは値下げに応じて4080万円で売っても構わないと思ったのが正直なところです。
まとめると、昨年12月に品川のマンションが売れて1月末に引き渡し。
私たちは1月半ばから約3週間ウィークリーマンションに避難して、2月半ばから新居に越しました。
いまは五輪前の建設ラッシュで新築価格は高く、それに中古も引っ張られています。
ところが、建設需要が落ち着けば新築~中古の順番で価格は下がるのでは…。
そういった意味で売り時は間違っていなかったと思いますし、今後も注意しながらチェックしていきたいです。
首都圏は震災リスクもあるので、私の場合はベイエリアより内陸、吉祥寺や荻窪などにも興味があります。
――その際も、不動産会社の紹介サービスや、アドバイザーサービスがあるので、ぜひお手伝いさせてください。
物件を売却する場合、周辺相場のリサーチは必要不可欠です。
IESHILのような客観的なデータは、そういった時に役に立つようです。
それは、東条さんのケースのように、購入する時も同様です。
IESHILでは売却と購入に役立つ情報やサービスをたくさん取り揃えていますから、気になる方は、まずは下記までお問い合わせください。
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