なんでマンション買ったの？　マンション購入者が語る5つの理由をまとめてみた

マンションを購入した理由に、「一戸建てよりもセキュリティ面の心配をしなくていいと思ったから」という人が少なくありません。

一戸建ての場合、はっきり言って防犯は自己責任。玄関や窓をしっかりと施錠するだけではなく、高い塀を設けるのか、警備会社と契約するのか……などすべて自分で管理しなければなりません。

しかし、マンションであれば、セキュリティについては管理会社によってすべて整えられています。オートロックが付いていたり、管理人さんが常駐していたり、防犯カメラがついていたり、警備会社とも契約していたりと、安心して暮らせる環境がすでに用意されたうえで住むことができるのです。セキュリティ面の不安なく暮らせるのは、マンションならではの利点ですね。

通勤や通学、ショッピングなどの利便性を考えると、駅近で商店が立ち並ぶエリアに住みたいと考える人も多いはず。しかし、都心部の場合、駅近エリアには一戸建てを建てるのはなかなか難しいですよね。

マンションであれば、比較的好立地に建てられていることが多く、駅近の物件を選ぶこともできます。最近では雨が降っても濡れずに駅まで歩いて行くことができる物件や、商業施設に直結している物件などもあり、人気を集めています。

また、都心部だと、高台の立地でない限り、一戸建てで眺望の良さを望むのは難しいかもしれません。しかし、マンションの高層階に住めば、毎日よい景色を眺めながら生活することを実現することができます。眺望を含めた住環境をふまえて、マンション暮らしを検討する人も少なくありません。

一戸建てを購入した方でも、「年をとったらマンション住まいにしたい」という方も少なくありません。マンションのほうが階段を使うことがないため、足腰の負担が少ないからです。フラットな住まいなので掃除や洗濯などの家事も楽ちんです。

加えて、前述のとおり、マンションは好立地に建てられていることが多いので、足腰が弱くなってからでも通勤や買い物に出かけるのも辛くないといいます。年をとると、車や自転車などに乗ることも難しくなるので、できるだけ長く暮らすことを考えたら負担なく生活できる環境が整っているほうがいいという理由でマンションを選んだ人も多いようです。

一戸建てもマンションも、築年数が経てば修繕が必要になります。当然ながら、一戸建ての場合は、屋根や外壁の修繕、植栽の手入れなどは自分たちで手配しなければなりません。

しかし、マンションの場合だと、共用部分の修繕や大規模修繕などは管理会社や管理組合で対応します。もちろん、毎月のように修繕積立金を支払わなければなりませんが、自分たちで業者を手配したりする必要がないので、その分の手間が省けます。

マンションを選んだ人のなかには、「長く住むことを前提に購入したわけではない」と言う方もいます。つまり、いずれ転売することを意識した人たちがマンションを購入しているケースも見られるということです。

例えば、急に転勤が決まってしまって別の場所に引っ越すことを余儀なくされたときでも、マンションのほうが転売するのに有利という声も多く聞かれます。なぜなら、マンションの場合は建物の値段が一戸建てよりも下がらないとされているからです。そのうえ好立地に建っているマンションであれば、築年数がある程度経っていたとしても、土地の値段が大幅に変動しづらいので大幅に値下げせずに売りに出すことができる可能性が高いとされています。

また、転売できなかったとしても、賃貸に出すこともできます。もちろん、一戸建ても賃貸に出すことが可能ですが、立地の良さや設備の充実度などを考えると、マンションのほうが借り手がつきやすいでしょう。

今回はマンション住まいの良さについてまとめましたが、一戸建てにも自由な生活を実現しやすいなどメリットはたくさんあります。

一戸建てを購入するにせよ、マンションを購入するにせよ、それぞれのご家庭の価値観やライフスタイルに照らしあわせてどちらのほうが住まいを見つけることが大切。どちらを選べばいいか迷ったときには、今回ご紹介したマンションの購入理由をぜひ参考にしてみてくださいね。