マンション売却時の不動産会社選びに迷っていませんか。マンション売却が初めての方は、何を基準に選んだらいいかわからないものです。中には不動産会社のランキングを見たり、口コミを見たりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、選び方や注意点がわからないと、判断に困りますよね。そこで、今回は不動産会社選びにお困りの方に、選び方と注意点をわかりやすく解説します。合わせて、大手企業か中小企業のメリット・デメリットも解説します。
更新日:2023年01月24日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
IESHIL編集部東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。
マンション売却時には、不動産会社を選ばなくてはなりません。
何を基準に選んだら良いのかわからなかったり、騙されないか不安になったり心配が多くなりますよね。
数ある不動産会社から選ぶのは大変ですが、マンション売却を成功させるには、信頼できる不動産会社を選べるかが重要です。
不動産会社の選び方と注意点を把握していれば、信頼できる不動産会社に出会えるでしょう。
そこで今回は、マンション売却時の不動産会社の選び方と注意点を徹底解説します。
・査定の根拠を説明できること
・マンション売却の実績があること
・口コミや評判が良いこと
・不動産会社の担当と相性が良いこと
ひとつずつ詳しく説明します。
不動産会社を選ぶ際には、いくつかの不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。その中でも、査定の根拠を明確に説明できることが重要なポイントです。
マンションの売却は、高額で売れる方が良いと思われる方がほとんどでしょう。しかし高額な査定額を提示したからといって、その不動産会社が良いというわけではありません。不動産会社の中には、売却依頼をしてほしくて高額の査定額を提示するところもあります。高額な査定額を提示された場合、結局相場と合わず販売期間が長くなり、結局値下げしなくてはならないような事態が起こる可能性があります。
見分けるためには、査定の根拠が説明できるかが重要です。査定の根拠を尋ねた際に、事例の説明や、見込み客の存在など丁寧な説明をしてくれる不動産会社は信頼できます。高額の査定額でも、根拠があれば売却できる可能性が高いです。逆に査定の説明を誤魔化したり、必要以上の専門用語で話してくる不動産会社には注意が必要です。
不動産会社には、得意・不得意な分野が存在します。選ぼうとしている不動産会社がマンション売却の実績があるか見ておきましょう。マンション売却の実績がある不動産会社の方が、持っているノウハウを活かせるため、マンション売却につながりやすいでしょう。
実績は、不動産会社の公式ホームページに載せている不動産会社が多く見られます。載せていない場合は、担当者に質問してみると良いでしょう。
ネット上の書き込みは、悪い評判も書きやすいためリアルな声が聞きやすいでしょう。公式のホームページだけでなく、TwitterやGoogleに書かれている評判を見るのがポイントです。
しかし、ネット上では誰が書いたかわからないだろうと思って、有る事無い事書かれている場合もあります。そのため全部鵜呑みにせず、冷静に判断しましょう。
マンション売却時に、不動産会社の担当と相性が良いことが不動産会社を選ぶポイントです。不動産会社がいくら良くても、実際に関わる担当が大切です。マンション売却が決まるまで、担当と付き合っていかなくてはなりません。
相性が良い担当か見極めるポイントは、こちらから疑問を問いかけた際の反応を見て判断できます。親身になって丁寧に答えてくれるか、わかりやすく説明してくれるかなど自分に合う担当を探しましょう。
メリット・デメリットを詳しく紹介します。
不動産会社を選ぶときに大手企業を選んだ場合、いくつかメリットがあります。大手企業は、規模が大きいため購入希望者を多く抱えています。希望条件がわかっている購入意欲の高いお客様に対して、直接営業できるため買い手が見つかりやすくなるでしょう。大手企業では、売却依頼をしてすぐに売却が決まるということも珍しくないようです。
また、多くの事例があるので、大手企業ならではの独自の売却サポートも充実しています。企業が抱えている顧客以外に向けた、宣伝や広告でのサポートも受けられます。情報量も多いため最新の動向も掴めているそうです。
大手企業に任せるといった安心感はありますが、知名度や規模だけで決めないようにしましょう。
エリアを限定した場合、情報の深度で地元の中小の不動産仲介会社より劣ることもあります。大手企業の店舗は、基本的に主要駅にしかありません。大手企業は、会社の維持費も大きいため、仲介手数料が高いところを好みます。地域の小さな街の物件や、少額の案件は馴染みがないのもデメリットです。
そして、大手企業の場合は1人の営業マンの担当する物件数が多く、売主の利益よりも売りさばくことが目的になりがちなところもあります。
不動産会社を中小企業にするメリット・デメリットを詳しく紹介します。
大手の不動産会社に比べ、中小企業の方が地域の独自情報やネットワークを持っている場合があります。地域に精通しているので、知らない買主にとって安心感を与えます。そのため、地域によっては中小企業の方が売却しやすい可能性もあるので、不動産会社を選ぶ際の候補に入れておきましょう。
また大手に比べ規模が小さく、依頼内容も少ないため、売り手の立場になって親身に相談に乗ってくれる良い担当に当たりやすいようです。柔軟な対応をしてくれる会社が多いので、担当となかなかゆっくり連絡が取れないといったトラブルを避けやすいかもしれません。
不動産会社の中小企業を選ぶデメリットとして、会社によって実力の差が見られます。不動会社の中小企業は、賃貸の仲介を主にしていて、売買の経験が少ないところもあります。そのため、ある程度実績や売買計画に説得力があるかを見極めるべきです。
・「囲い込み」に注意すること
・内覧前の掃除は念入りにすること
・マンションを値下げする時も担当に確認すること
両手取引を目的に、囲い込みをする不動産会社があります。
囲い込みとは、物件の情報を他の不動産会社に公開せず、仲介手数料を売り手・買い手両方から得るために自社の顧客のみに紹介することです。買い手が見つかるまで時間がかかる等、不利益となるケースがあります。
日本の不動産会社の売買取引は、売り手と買い手の両者から手数料を受け取る「両手取引」が認められています。不動産会社からすると、当然利益の大きい「両手取引」が希望でしょう。
囲い込みが行われているかを一般の人が気付くことは非常に難しいです。詳しく知りたい方は、イエシル査定をご依頼いただき、まずはお持ちの物件が売れるであろう「妥当な価格」を知り、アドバイザーに囲い込みを避ける方法をぜひ聞いてみてください。
購入者の前に、不動産会社に良い印象を持ってもらうために、内覧の前にはひと手間かけておいた方が良いです。不動産会社にも良い印象を与えることで、販売意欲が違ってくると思います。
普段私たちが初対面の方と接する時、第一印象にこだわる方も多いのではないでしょうか。物件も同じなので、良い影響を与えられます。第一印象をよくするために掃除と整理整頓は必須です。清潔感のあるマンションが理想的で、生活臭やタバコの匂いなどにも気をつけます。
マンション売却の際になかなか売れない場合は値下げも検討すると思います。しかし、値下げは計画的に行わないと、ずるずる金額を引き下げるだけで買い手が見つからないこともあるため注意が必要です。
値下げのポイントやタイミングがありますが、素人に判断するのは難しいのではないでしょうか。そんな時は、(不動産会社の)担当者に確認するようにしましょう。
マンション売却時には、不動産会社を選ばなくてはならないので、何を基準に選んだら良いのかわからなかったり、騙されないか不安になったり心配が多くなるため、選び方と注意点を解説しました。
数ある不動産会社から選ぶのは大変ですが、マンション売却を成功させるには、信頼できる不動産会社を選べるかが重要です。不動産会社の選び方と注意点を把握していても悩むものです。信頼できる不動産会社に出会うために、不動産会社に迷ったら中立的な立場で見てくれるプロに相談しましょう。
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