子育てに適した場所や住まいはどう選ぶ?大事なポイントをまとめてみた

子育てを考慮して住まいを探すのであれば、子育てに適した場所を選ぶのが大切なポイント。とはいえ、子育てに適した場所はどうやって選べばいいのでしょうか。住まいを選ぶときに考慮すべきポイントをまとめてみました。

更新日:2016年07月25日

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子育てに適したエリアを選ぶポイントは?

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子どもが生まれたことを機に転居を考えるご家庭も多いはず。子育てに適したエリアがどこなのか、お悩みの方は、ぜひ下記のポイントを参考にしてみてください。


安全性が高いかどうか

「お子さんが安全に暮らせるエリアかどうか」をチェックするのは必須。他の地域に比べて犯罪発生率が高い地域はもちろん、安全に通園・通学するために交通量が多すぎる地域などもできるだけ避けるようにしましょう。

街がキレイかどうかもチェックすべきポイントのひとつ。街がキレイということは、近隣住民が街の美化に対する意識が高い証拠。ということは、住民が街をよく見ているということなので、子どもたちも見守ってくれる地域だといえるでしょう。
また、駅からの道や通学路の人通りが少なくなったり、夕方になると暗くなったりする場所も要注意。子どもが1人でも安心して歩ける環境かどうかという視点でもチェックしましょう。

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保育園や幼稚園、校区内の学校の雰囲気はどうか

周辺に暮らす子どもたちの雰囲気を知るために、そのエリア内にある学校の様子をチェックすることも欠かせません。例えば、進学校や私立校、大学などが集まっている文教地区には、比較的教育熱心なご家庭が集まります。となると、そのエリアにある公立の小中学校も自然と勉強に励む子どもたちが集まり、落ち着いた雰囲気の学校になる傾向が高いようです。どういう子どもに育てたいかを考えたうえで、そのためにはどういうエリアを選ぶべきかを検討するとよいでしょう。

また、夫婦共働きを考えているのであれば、保育園の待機児童の数も要チェック。現在、待機児童がゼロではなかったとしても、それを改善するための行政サービスが整っているかどうかも確認しておきましょう。


子育てしやすい施設などが近所にあるかどうか

図書館や公園などの公共施設が徒歩圏内にあるかということだけでなく、「小児科、耳鼻科、皮膚科、歯科などの病院が近くにあるか」「子どもの習いごとのための教室などはあるか」「買い物しやすいスーパーなどはあるか」などもチェックしましょう。これらは、事前に確認しておけばよかったと引越し後に後悔しがちなポイントです。気に入ったマンションを見つけたら「このマンションに住んだら、どこで買い物して、病気になったらどの病院に連れて行くか」とシミュレーションしてみると、暮らしやすさがわかるでしょう。


子育てに適した住まいを選ぶポイントは?

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子どもを健やかに育てるためには、周辺環境だけでなく住まいの選び方も大切です。子どもたちがすくすくと育つ住まいを選ぶポイントをご紹介します。


オープンキッチンがおすすめ

オープンキッチンだと、台所作業をしながらでも子どもの様子を見ることができます。お子さんが小さい頃はもちろんのこと、学校に通うようになってからも子どもたちとコミュニケーションを取りながら台所作業ができるのでおすすめです。子どもの目の前で作業をすることになるので、お皿を洗ったり、お料理にチャレンジしたり、自然とお手伝いにも興味をもつようになるかもしれません。


広々としたリビングダイニング

「家族のコミュニケーションが取りやすい」という理由から近年はリビングダイニングがひと続きになっている間取りが人気を集めています。広いリビングダイニングがあれば自然と家族みんなが集まりやすくなり、リビングダイニングで過ごす時間が心地よくなると言われています。

また、最近はリビングで勉強する子どもは成績が伸びる傾向があるという研究が発表されたことで、家族団らんの場という位置づけではなく、子どもの教育の場としてもリビングが注目されています。

部屋の位置関係をチェックしよう

子どもが小さいうちは家族と過ごす機会が多くても、成長するに従って自分の部屋で勉強したり趣味の時間を過ごしたりするようになります。子どもが自分の部屋にこもってしまうと、子どもの様子が全くわからない状況になってしまいがち。そうなると、家族の関係性も次第に悪くなり、最悪の場合子どもの成長にも影響を及ぼしかねません。

いくら部屋の面積が広くても、リビングダイニングから子ども部屋までが遠い間取りだと、子どもがリビングダイニングまで足を運ぶのが次第に億劫になる可能性があります。また、玄関から一番近い部屋を子ども部屋にしてしまうと、家族の顔を見ずに自室に閉じこもってしまうというデメリットもあります。今はお子さんが小さくても、10年後成長したときのことを想像しながら、最適だと考える間取りの物件を探すとよいでしょう

まとめ

どんな場所やどんな住まいで子育てするかによって、子どもの成長の仕方は大きく変わると言っても過言ではありません。親としてどんな子どもに成長して欲しいかを意識しながら、最適な場所や住まいを選んでみてはいかがでしょうか。

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