マンションの最新トレンドまとめ。人気の間取りはやっぱりアレだった!

一口にマンションと言っても、時代によってトレンドがあります。ひと昔前のマンションと新築マンションを見比べて、外観も間取りも設備もぜんぜん違うと感じたことがある人も少なくないはず。そこで、今回はマンションの最新トレンドについてご紹介します。

更新日:2016年07月13日

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「広いLDK」のある間取りが人気

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マンションで時代のトレンドを大きく反映するもののひとつに「部屋の間取り」があります。例えば、20年前と現代のライフスタイルを比較してみてください。20年前と現代では住まいに求めるものや家族のニーズが当然異なっていますよね。その時代ごとにマンションに求められているものの変化にあわせて、間取りも変化しつづけているのです。

最近のマンションの間取りで特徴的なのが、LDKがひと続きになった間取りです。核家族化・少子化が進み、最近ではDINKS世帯も増えていることで、個室の数を重視する家庭が減ったことが影響されているとも言われています。また、日が入って明るいベランダ側にリビングとダイニング、キッチンを兼ねた広々とした空間を配置することで、家族がゆったりと過ごせる場所にしたいというニーズが高まっていることを反映しているのかもしれません。

子どもが生まれた場合や、子どもが成長して独立した場合に、ひと続きになったLDKを引き戸で間仕切りしてひと部屋増やしたり減らしたりすることができる間取りも人気です。

また、LDKをひと続きにするのが主流になったことで、家族の顔を見ながら調理ができるアイランドキッチンが人気を集めています。これまでは独立型のキッチンや、カウンターキッチンがある間取りが主流でした。ただ、キッチンとダイニングの境界がなくなることで、調理から料理を提供するまでの動線が短くなるだけでなく、家族が料理に参加しやすくなります。アイランドキッチンであれば、ゲストを招いてホームパーティーするときも、会話を楽しみながら調理することもできます。

「住民経営マンション」がトレンドに

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リクルートホールディングスは2016年の住まい領域のトレンドを表すキーワードとして「住民経営マンション」を挙げました。

住民経営マンションとは、当事者意識を持つ住民が経営視点を持って管理しているマンションのこと。住民同士で長期修繕計画を見直したり、住民向けイベントを企画運営したりするだけでなく、なかには複数のマンションが連携したり、バスの本数を増やすといった住みやすさの改善に至るまで取り組んでいる事例もあるそうです。

住民経営型のマンションが増えている背景には、東日本大震災を機に管理会社任せのマンション管理を見直すべきという機運が高まったことや、職場以外のコミュニティを作りたいと考えている人が増えたことなどが挙げられます。住民がどのようにマンション管理に関わっているのかが、マンションを選ぶ際の基準のひとつとして注目されているようです。

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