<毎月更新>東京・神奈川・千葉・埼玉(首都圏)のレインズ発表不動産市況データについて解説します。今後、中古マンションの売却・購入・住み替えを検討されている方はぜひご確認ください。
更新日:2024年08月06日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
IESHIL編集部東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。
2024年1月 |
前年同月比(%) |
前月比(%) |
|
成約㎡単価 (万円) |
75.98 |
11.2 |
1.5 |
新規登録㎡単価 (万円) |
73.93 |
-0.5 |
-0.4 |
販売中物件㎡単価 (万円) |
72.50 |
-1.9 |
0.3 |
※首都圏全域
ただし、販売中物件㎡単価は 6カ月連続で下落し成約㎡単価との「かい離」が見られます。
一般的に、マンションの単価は「成約㎡単価>在庫㎡単価>新規登録㎡単価」で推移するといわれています。
2024年2月現在、在庫㎡単価が新規登録㎡単価より低く、成約㎡単価と差が生じる背景には港区・江東区のタワーマンションなど高価格マンションの取引が増えていることが考えられます。実際に成約㎡単価が首都圏の中で一番高い東京都区部の成約件数が前年同月比10.9%とほかの地域と比較しても大きく伸びています。
そのため、一部の高価格マンションが成約㎡単価を押し上げていると推測されます。中古マンションはただでさえ築年数により価格に差が生じやすいですが、最近は「かい離」が大きい状況といえるでしょう。
公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)の「不動産市況DI調査 中古マンションの取引価格の動向」で、3カ月前と比較しどのように感じるかを尋ねた調査では、関東は「横ばいである」「やや上昇している」「大きく上昇している」が80%以上を占めていました。引き続き中古マンションの取引価格が上昇傾向にあると感じている人が多いようです。
国土交通省の建築着工統計調査によると、住宅着工件数は2020年新型コロナ感染症の影響で9.9%下落しました。
着工件数が減少した分、住宅の供給が減り、新築だけでなく中古マンションの価格も上昇が続いてきました。
1月は成約㎡単価が最高値更新したものの、販売中物件数の頭打ちの気配が見られました。売り時や購入のタイミングの参考に、今後の動きも注視していきましょう。
売却を検討している方は、まず自身の保有するマンションのエリア需要や価格についてイエシルのアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。
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