第55回宣伝会議賞に参加!イエシルの協賛企業賞を発表!

イエシルが参加した、宣伝会議賞の授賞式をレポートした記事です。第55回の協賛企業賞に選ばれたコピーの紹介、選定の背景、受賞者のインタビューなどをご紹介しています。

更新日:2018年08月31日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

宣伝会議賞は、キャッチコピーなどの広告表現のアイデアを公募する賞、コンクールです。今年で55回を数えました。

宣伝会議賞の仕組みはこうです。まず、企業が宣伝会議賞に、自社の商品やサービスについての課題、要望を提出します。提出した企業は、「協賛企業」という位置づけです。イエシルは今年、協賛企業として、宣伝会議賞に次のような課題を提出しました。

【課題】

マンション売買を始める前に、ビッグデータを用いたイエシルの査定価格をチェックしよう!と思ってもらえるアイデア

ご存知ないかたのために、簡単にご紹介しておくと、イエシルは不動産サイトです。マンションの市場価値をリアルタイムで査定しています。「売りたい」「買いたい」人のために、マンションの相場情報をAIやビッグデータを使い、高精度に分析しているサービスです。

イエシルへの課題応募総数は8,121作品

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「どのくらいの数のキャッチコピー、アイデアが集まるのだろうか」という気持ちのなか、なんと、イエシルの課題に対して8,121作品もの応募がありました!

ご応募してくださったみなさん、誠にありがとうございました。この場を借りて、お礼を申し上げます。イエシルのサービスに向き合って、特徴や良い点を考えてくださった人たちの作品のすべてに、イエシルは目を通しました。そして、栄えある協賛企業賞として、イエシルが選んだ作品がこれです。

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誤解のないように伝えておくと、マンションを売りたいときに、「いくらで売れますか?」と尋ねることや、尋ねる人の行動そのものを否定しているわけでは、決してありません。そこは、誤ったニュアンスが伝わらないように、しっかりとご説明させてください。

むしろ、とても自然な感情であり、不動産売買を検討する誰もが気になる内容です。誰もが気になるということは、「いくらで売れますか?」と尋ねる行為が、私たちの常識であると考えています。

常識であるがゆえに、多くの人が、価格を専門家に尋ねる以外の選択肢をご存知ないのが、今の日本の現状です。科学とインターネットが発達した現代には、専門家に尋ねることなく、自分で価格の参考値を知るすべが存在しています。その一つが、イエシルです。

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イエシルは、これまでにない、新しい当たり前となるサービスを提供しています。新しいサービスはなかなか認知してもらえないものです。そこで、少しでもイエシルを知っていただきたいと考えました。宣伝会議賞は、皆さんにイエシルの価値や存在を知ってもらえる貴重な機会の一つです。

「できるだけ多く人の心に、イエシルの存在を印象づけたい」

そこでこう考えました。

「これまでの当たり前である「いくらで売れますか?」を風刺することで、新しい選択肢に目を向けるきっかけを作れるのではないか」

マンションの売買検討にあたり、「まずは、ビッグデータを活用した理論価格を見てみよう」という、きっかけです。この価値観が、新しい当たり前になっていくことをイエシルは願っています。伊藤さんのコピーは、世間に、そうした機会を作ってくれそうな期待感を強く抱かせてくれました。

イエシル協賛企業賞の受賞者インタビュー

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Q:伊藤さん、受賞おめでとうございます! まずは、コピーが選ばれた感想を聞かせてください。

関西出身の僕は、大学生のころに、株式会社宣伝会議さんがやってる、コピーライター養成講座に通ってました。それがきっかけで、3年くらいは宣伝会議への応募を続けてたんですけど、今年アカンかったらもうやめようって。それが、幸いにも実を結びました笑。選んでくださり、ありがとうございました。

Q:では、「三度目の正直」ですか?

そうなりますね笑。去年、一昨年までは、「いろんな協賛企業のコピーを、軽くささって書く」じゃないですけど、ちょっと書いては他の企業のコピーをちょっと書いて、っていうのをやってたんです。けど、もうそういうのはやめようって思って。

今回は、1つの企業に50本出せるまで、逃げられないっていうのを自分に課して、その企業のサービスだけに向き合ってました。1か月半くらいにわたって取り組んで、計4社くらいに応募しましたけど、イエシルさん以外の協賛企業賞は2次審査くらいでアカンくて。でも、このコピーが受賞するとは、おもてなかったですね笑。それだけに、驚きと喜びが大きいです!

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Q:このコピーが生まれた背景を教えてもらえますか?

広告会社で働きながらっていうのもあるんですけど、だいたい、「帰宅してから2時間考える」っていうのは、毎日決めて取り組みました。

寝るまでの2時間を毎日、考える努力をするんですが、なかなか書けないんです。アイデアの切り口が似てきてしまって、「また、おんなじこと考えてる」って自己嫌悪に陥って。でも、「2時間は他の企業に目移りせず、この課題で50作品を作るまで向き合うんだ」っていうことを繰り返しました。その結果、イエシルさんの課題には50作品を応募できたんです。1つの企業に応募できる数の上限が50なんで、上限いっぱいに考えました。

Q:コピーって、どうやって生み出されるんでしょうか? あるとき急に、ひらめくものですか?

一度でてきたコピーは、上書き上書きでブラッシュアップしていきました。1日で2時間やって5本のコピーを書けたとして、「すっごい、いい!」って思っても次の日に見たら、「なんやこれ」みたいなことは、すごく多いんです笑。結局、全部を消したり、また書いたりの繰り返しですね。

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Q:広告会社でお仕事をされているそうですが、今後の目標などがあれば教えてください。

新卒で入社したリクルートでは、研修を呼びかけるよな社内広報で、文章を書く仕事がありました。僕が書いた言葉に刺激を受けて、「受講してみたい」って社員さんに感じてもらえたとき、「言葉っておもろいな」って再認識したんです。今後も、言葉で誰かの心を動かせる人間になりたいですね。

――このたびは、イエシルの協賛企業賞へご応募くださり、誠にありがとうございました。受賞、おめでとうございます!

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