「えっ!これ自分で作ったの!?」って言われたい!マンションリフォームDIYのススメ

リフォームしたいけど費用もかかるしどうしよう、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。この際DIYリフォームで素敵なお部屋に変身させてしまいましょう。

更新日:2016年10月19日

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株式会社リブセンス

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東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

マンションリフォームを自分で行うことのメリットは3つあります。
最大のメリットはなんといってもリフォーム費用を安く抑えられることです。一番費用のかかる人件費がゼロですから、費用を抑えたい方には大きな利点です。もう1つは達成感を感じられることです。自分の家を自分でキレイにするということはとても満足感を感じられます。人任せでは味わうことのできない感覚でしょう。そして最後にみんなに自慢できることが挙げられます。DIYをしたことのない人も、これを読んだ後にはリフォームをしたくなるかもしれません。

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本当にDIYでマンションリフォームできるの?

今は置くだけ・貼るだけといった簡単なDIYグッズがホームセンターで販売されています。

例えば、「すのこ」を使った簡単なDIYでベランダのスペースをお洒落な理想空間にすることができます。
この「すのこ」をベランダの床に合わせて設置すれば、それだけでウッドデッキ風のスペースにすることができます。テーブルセット、観葉植物などを置けば緑あふれるカフェテラス風にすることができるでしょう。

またコツや根気が必要ですが、和室を洋室に変える本格的なリフォームがしたいときは、畳をフローリングに変えて、壁紙や内装もモダンなものにすると洋室になります。この場合は、時間も費用もかかりますが、リフォームに関する知識も深まり、出来上がったときに大きな感動に包まれること間違いなし!です。

このように難易度はいろいろありますが、DIYでマンションリフォームすることは可能です。

DIYでリフォーム 自分でできること、できないこと

DIYをすれば、人件費がゼロのため費用は抑えられますが、どこでもDIY可能となるわけではありません。
例えば、電気・ガス・水道などの設備工事には資格が必要なものがあり、誰でもできる作業ではありません。
後々トラブルが起こる可能性もあるので、専門の業者に依頼したほうが確実です。
DIYリフォームする上でのポイントは、どこまで自分でできるかをまず知っておくということです。

また、家の構造に係る部分に手を入れる場合も注意が必要となります。間仕切り壁をとって間取りを変更したい場合、邪魔に見える壁も構造上の耐力壁になっている場合があります。自分で判断して壁を壊す前に、専門家の判断を仰ぐことが大切になってきます。場合によっては構造計算や補強工事が必要になります。

そして、もう1つのポイントはマンションの『管理規約』を確認し、それに則ったリフォームをするということです。分譲マンションでは、「区分所有法」などによりできること、できないことが決まっていますのでしっかりと確認しておきましょう。

それ以外でやってみたいことがあれば、一旦自力でのリフォーム検討をしてみてはいかがでしょうか。

置くだけフローリングで床のリフォームをDIY

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クッションフロアやカーペット敷、畳の床をフローリングにしたい!と思ったことはありませんか?
手入れがしやすく、畳のように裏返し、表替えといったメンテナンスが不要なためフローリングは根強い人気があります。また、特にお子さんがいらっしゃるご家庭などは、畳やカーペット敷の床のダニ・ホコリなどを気にされる方も多いのではないでしょうか。

しかし「一部屋だけフローリングにするために施工業者に頼むのはどうだろう」「フローリングは高いんじゃないのか?」といった理由で二の足を踏まれる方は多いようです。

でも自分でDIYするのであれば、それほどのコストは掛かりません。もちろん本格的なウッド製フローリングをDIYするのは難しいため、自信がないとお考えの方にもお勧めなのが、置くだけでフローリングになるウッド調タイルです。
「デコリカクリック」は平米単価も3000円台で、簡単に施工できる塩ビ製のウッドタイルです。
施工作業はカッター1本でOK。接着剤や釘などは使わず、タイルとタイルを繋いで行くだけで無垢材テイストの床に早変わりします。自然な木目調で防水加工が施してありますから、キズなどに強く水をこぼしても大丈夫です。
このため玄関など土足で上がる部分にも使用することが出来ます。つなぎ目に溝がないのも大きな特徴で、
ゴミやホコリがたまらないのでお掃除もとても楽ちんです。

ベランダにサンルームをつけたいといった希望も多いですが、これは注意が必要です。例えばパネルをベランダに後付けする、ベランダ全体を覆うようなリフォームはベランダの強度や素材を確認しなければなりません。強風などにあおられて外れてしまう可能性があるためです。また、透明ビニールシートやネットで覆う程度であれば問題ないかと思いますが、あらかじめマンション管理組合と相談することをオススメします。

ベランダのリフォームの場合は、マンションの景観を考慮に入れることと、火災時の避難ハッチや、破壊して隣に逃げられる隔壁の前に物を置かないといった注意が必要になりますが、少し工夫するだけで自分だけの快適な空間が生まれます。
ぜひ挑戦してみましょう。

無理のないところから少しずつ

いかがだったでしょうか。
このように注意することもありますが、DIYをすると自分の部屋にさらに愛着がわくことは間違いありません。
DIYで費用を抑えることばかり重視して後々不具合が出てしまい、結局業者にお願いすることになってしまったというケースもあります。自分でできるところ、できないところをしっかり理解して簡単な作業から少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

気軽にDIYして、家族や友人に自慢できるお部屋を目指しましょう!

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