マンションを売却する理由って?みんなの売却理由をまとめてみた

マンションを売却しようと決意するに至るまでには、人それぞれさまざまな理由があります。マンションを売却する主な理由についてまとめてみました。

更新日:2016年07月11日

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最も多い売却理由は「よりよい住まいに住み替えたい」

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マンションを売却する理由として「今住んでいるマンションよりも条件がいいマンションに住み替えたいから」という理由を挙げる人が最も多いそうです。
今住んでいるマンションを売却して、よりよい条件の住まいを探したいと考える背景には、
例えば、

  • 結婚を機に、パートナーも通勤しやすい立地のマンションに住み替えたい
  • 子どもが生まれたので、将来的に部屋数が足りなくなるので、広いマンションに住み替えたい
  • 子どもの進学を機に、子育て環境の整ったマンションに住み替えたい
  • マンションから庭付き一戸建てに住み替えたい

……といった、さまざまな事情があります。特に結婚や子どもの誕生で家族構成が大きく変化するときに、よりよい条件の住まいに住み替えたいと考える傾向が高いようです。

マンションを売却する理由として「遠方へ転勤するために」という理由を挙げる人もいます。また同じ場所に戻ってくる見込みがあれば、今住んでいるマンションを賃貸に出すという選択肢もあります。
しかし、賃貸の場合だと家賃収入を得ることはできますが、住宅ローンはそのまま支払い続けることになるうえに、入居者がすぐに見つかるかどうかもわかりません。築年数の経過も考慮すると、いっそのこと転勤を機に売却してしまおうと考える人も少なくないようです。

なかにはこういう売却理由も……

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マンションの売却理由のなかには「住宅ローンの返済ができない」という理由も少なくありません。給与カットや会社の倒産・リストラなどで失業した場合などで住宅ローンの支払の目処が立たなくなったときや、住宅ローンの支払いが滞ってしまいマンションが競売にかけられた場合などはマンションを手放さければなりません。
ちなみに、競売にかけられた場合は、相場よりも安い価格で売却されてしまうどころか、近所の人たちにも知られることになってしまいます。そういった状況でやむなくマンションを売却することになる人も少なくはないのです。

また「ご近所トラブルから逃れるためにマンションを売却する」という人もいます。マンションの場合は集合住宅なので、隣の人だけでなく、同じ階の人、上の階や下の階の人との関係がうまくいかないと快適に住み続けることはできません。特に、騒音問題や人間関係に耐えられずに転居を考える人が多いのだとか。
ご近所トラブルに耐えながら住み続けるよりは、新しい住まいで快適な暮らしを手に入れたいと考えて、マンションを売却する人も少なくないようです。

マンションの売却理由として「離婚」を挙げる人も少なくありません。やはり、せっかく購入したマンションとはいえ、家族の思い出が詰まったマンションに住み続けるのは辛いもの。そして、離婚しても住宅ローンは当然残るわけですから、それならいっそのこと売却してしまおうと考える人は少なくないようです。

売却理由は購入希望者にも伝えるべき?

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前述のとおり、マンションを売却する背景にはさまざまな理由があります。人に教えても気にならないような理由もあれば、できればあまり教えたくないネガティブな理由もあるでしょう。ただ、購入希望者としては「なぜこのマンションを売却するのか」とその理由がどうしても気になるもの。そういう購入希望者に対して、売却理由は必ず伝えるべきなのでしょうか。

売主は購入希望者に対しては誠実に対応すべきというのが大前提なので、どんな理由にせよ包み隠さず伝えたほうが良いでしょう自分で伝えにくい場合は、仲介に入っている不動産会社から伝えてもらってもOK。なかには、離婚や住宅ローン返済が難しくなったという理由に対してネガティブな印象を持つ購入希望者もいるかもしれませんが、条件がマッチしていたらそんなことは気にせずに購入したいという人も必ずいますので、不安になる必要はないでしょう。

ただし、例えば「ご近所トラブルがある」「騒音問題に悩まされている」「マンションに欠陥がある」など、購入希望者にネガティブイメージを与える理由で売却するときは要注意です。当然ながら、その理由をそのまま伝えてしまうとなかなか買い手がつかないでしょう。誠実に対応しなければいけないとはいえ、売却理由を絶対に伝えなければならないというわけではありません。そういったネガティブな売却理由の場合は、どのように伝えるべきかを不動産会社と事前に打ち合わせしておくとよいでしょう

マンションを売却する理由は人それぞれ。前向きに売却を決めた人もいれば、やむを得ない事情でマンションを売却せざるを得ない人も少なくありません。ただ、どんな理由があるにせよ、購入したいと考えている人から聞かれたら、できるだけ売却理由を伝えるほうが誠実です。とはいえ、どうしても伝えたくない場合は、不動産会社の担当者と相談しておくとよいでしょう。

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