マンションを売却しやすい時期はある?売却する時期はこうやって決めよう

マンションを売るなら、できるだけ希望金額に近い価格で、できるだけ早めに買い手がついてほしいですよね。今回はマンションを売却しやすい時期についてまとめてみました。

更新日:2016年07月07日

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売却しやすい時期は1〜3月と9月〜11月

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不動産業界では、1〜3月9〜11月が不動産の取引が活発になる傾向があるとされています。この時期は、企業の人事異動による転勤はもちろん、幼稚園や小学校・中学校に進学するタイミングにあたります。また、賃貸の更新時期に重なる人も多いため、賃貸から購入へとシフトしようと考える人も少なくない時期です。
マンションを探す方は、1〜3月、9〜11月よりも少し前から物件情報を探し始めます。そう考えると、このピークの時期よりも少し前にマンションの売却を始めておくのがよいかもしれません。

逆に、6〜8月は買い手が減る傾向にあるという声も聞かれます。その理由として、6月は梅雨の時期、7〜8月は暑さで外に出るのが億劫になる人が増えるし、長期休みになると内見希望者が減少する傾向があるからだと言われています。それを考慮すると、気候的にもよい春頃や秋口にはマンションの販売を開始するのがおすすめです

他の時期でも売却できないわけではない

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不動産関係者はマンションを売却しやすいシーズンはあると言いつつも、全員が口をそろえて言うのは「マンションを探している人は1年中探している」ということ。逆に、ピークの時期であっても「正直なところすべての物件が売れるわけではない」のだとか。
ピークとなるシーズンはあるものの、賃貸とは違ってマンション購入を検討している人は1年中います。特に、最近は住まいにこだわりを持つ人も増えているので、希望の条件に合ったマンションに巡り合うまでは何年でも探し続けるという人も少なくありません。
それに、持っているマンションも毎年築年数を重ねていきます。できるだけ希望金額で売却するには、できるだけ築浅で売却するのがコツ。「マンションを売りたいと思ったときが売りどき」と考えてもいいでしょう。

さまざまな事情を考慮して売却時期を決めよう

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マンションを購入する人にもさまざまな理由があるのと同じように、マンションを売却する理由も人によってさまざまあるでしょう。
例えば、

・結婚を機に独身のときに購入していたマンションを売却したい
・子どもが生まれたのでもう少し広いマンションに住み替えたい
・地方への転勤が決まったので、今住んでいるマンションを売却したい
・子どもを育てる環境が整った場所へと転居するために、今のマンションを売却したい
・子どもが成人し、セカンドライフを考えて別のマンションに住み替えたい
・離婚したので家族で住んでいたマンションを売却したい
・親が亡くなったので実家のマンションを売却したい

……などなど、人によって、家族形態によって、売却したい理由はそれぞれ異なります。

売却価格の相場動向や不動産の取引が活発になる時期を見極めながら、じっくりとマンションの売りどきを考えることができるならよいですが、事情によってはすぐにでも売却しなければならないといった場合もあります。ですので、マンションを売却する理由や状況に合わせて、売却時期を検討するのがもっともよいといえるかもしれません。

すぐにでもマンションを売却しなければならない事情を抱えているのであれば、直接不動産会社に足を運んで相談してみるのがおすすめです。ベストなタイミングでマンションを売却したいのであれば、まずは無料のマンション査定サービスなどを活用して売却価格の相場を調べたり、複数の不動産会社に相談して比較してみたりといった情報収集から始めるとよいでしょ

まとめ

マンション購入者が増えるタイミングがあるものの、賃貸とは違って、マンション購入者は潜在的に1年中います。事情によっては急いで売却を進めないといけないケースもあるかもしれませんが、そうでない場合はじっくりと情報収集をしてから、不動産会社と相談してから売却時期を検討するのもよいでしょう。マンション売却の時期を検討する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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