マンション売却の流れをチェック！売却決意から買主への引き渡しまでの流れをまとめてみた

■マンションを売却する理由を整理する
売却に向けて不動産業者に相談する前に、マンションを売却する理由を具体的に整理しましょう。
マンションを売却するにあたって

・結婚や離婚などで家族構成が変化した
・子どもが大きくなったから、もう少し広いマンションに引っ越したい
・転勤に伴って売却したい
・子どもが独立したので、夫婦ふたりで暮らせるマンションに住み替えたい

などといった理由があると思います。その理由をふまえて、住み替えのタイミングや、手元の資金や住宅ローン残債などをふまえた現在の経済状況を確認しておきましょう。

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■売却価格の相場について情報を収集する
マンションの売却を決めたら、相場を調べてどのくらいで売却できるのか目安を調べましょう。間取りや周辺地域の物件を不動産情報サイトや住宅情報誌などで相場を調べてみましょう。一括査定サイトを利用するのもおすすめです。

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■不動産会社を探す
だいたいどのくらいで売却できるのかがわかったら、売却を仲介してもらう不動産会社を探しましょう。大事な資産の売却をお願いするわけですから、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切。ある程度情報を収集したら、複数社の不動産会社に足を運んで相談してみましょう。サービス内容などを比較した上で、最終的に仲介を依頼する会社を選ぶとよいでしょう。

■マンション査定を依頼する
売却するマンションを実際に査定してもらいましょう。このときは担当者が訪問して査定するのが基本です。実際の物件を見てもらったうえでの査定金額を聞くだけでなく、売却理由や希望する売却金額を伝えるなどコミュニケーションをとることも大切。最終的に仲介を依頼する不動産会社を決定するために、複数社に査定してもらうようにしましょう。

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■仲介を依頼する
信頼できる不動産会社が見つかったら、売買の仲介を正式に依頼します。その際「媒介契約」を結びます。
媒介契約には

・一般媒介契約（売主が複数の不動産会社に売却を依頼できる。売主自身が自分で買主を探すこともできる）
・専任媒介契約（依頼した1社のみに売却を依頼できる。売主自身が自分で買主を探すこともできる）
・専属専任媒介契約（依頼した1社のみに売却を依頼できる）

の3種類があります。基本的には、専任媒介契約を選ぶケースが多いとされていますが、自分がどうやってマンションを売却したいかなどを考慮した上で契約形態を選びましょう。

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■販売開始
査定金額や売却希望金額、売却物件周辺の相場などを総合的にふまえて売り出し価格を決めます。価格設定次第で売却活動が大きく変わってくると言っても過言ではないので、不動産会社の担当者と相談を重ねて慎重に価格を決めましょう。売り出し価格が決定したら、チラシやインターネットなどでの広告活動が始まります。

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■購入希望者に物件情報を提供する
販売が始まると、実際にマンションを気に入った人が内覧に訪れます。内覧当日はより好印象を持ってもらえるように、事前に掃除しておくことをお忘れなく。契約後のトラブルを防ぐために、物件の不具合や欠陥なども隠さずに正しく伝えましょう。

■売買契約を結ぶ
購入希望者が見つかったら、不動産会社を介して具体的な価格や条件の交渉が始まります。売主も買主も売買条件に合意したら、売買契約を結びます。このタイミングで、手付金（物件価格の5〜10％程度）を受け取ります。不動産会社へは仲介手数料（一般的には手数料の半額）を支払います。

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■売買代金の受領・登記申請
売買契約を締結したら、買主から代金の残金を受領します。代金を受領する際は、金融機関で司法書士立ち会いのもと登記申請（抵当権抹消や所有権の移転など）を行います。

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■マンションの引き渡し
引渡し前に、さまざまな諸経費（固定資産税などの税金やマンションの管理費、不動産会社への仲介手数料の残金の支払いなど）の精算を済ませましょう。現在住んでいるマンションを売却する場合は、引渡し日までに引越しもすませておきましょう。

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■確定申告
マンションを売却した際、譲渡益が生じた場合（購入価格よりも売却価格が上回った場合など）は確定申告が必要になります。

まとめ

売却を決意してから、買主に物件を引き渡すまでの一連の流れをまとめてみました。今持っているマンションの売却を考えているなら、この一連の流れを覚えておくとスムーズに売却をスタートすることができるはず。