マンション売却にかかる諸費用まとめ。売却時に払うべきお金とは……?

マンションを売却したら、売却金額の額面分すべてが手に入るというわけではありません。不動産会社への仲介手数料や税金をはじめとした諸費用がかかります。今回はマンション売却の際にかかる諸費用についてまとめました。

更新日:2016年07月12日

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株式会社リブセンス

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マンション売却する際に払わなければならない諸費用

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マンションを売却する際に、売主が払わなければならない費用には下記のようなものがあります。


印紙代

マンションを売却する際には、まず売買契約書を作成することになります。その契約書に貼る印紙代(1000〜5000万円までの売買であれば1万5000円、1〜5億の売買であれば8万円)が必要です。印紙は不動産業者が用意してくれることがほとんどです。


不動産業者に支払う手数料

マンション売却が決まったら、仲介してくれた不動産業者に手数料を支払います。仲介手数料は売却価格によって計算方法が定められています(売却金額が400万円を超える場合は、売却金額の3.15%+6万4800円(税込)が上限)。業者によっては、契約時に仲介手数料の半分を、決済時にその残金を払ってほしいと言われる場合もあります。どうしても、契約時に仲介手数料の半分を支払うことが難しい場合は、交渉で決済時に一括で支払うと伝えても問題ありません。

なかには、マンションの買い手がつかないために、不動産業者がチラシを作るなど広告した場合の費用を請求されるケースがあるようです。しかし、基本的には売主から特別な依頼をしない限りは追加の広告費について支払う必要はないとされています。


抵当権抹消費用、司法書士費用など

大半の人は住宅ローンを組んでマンションを購入しています。その際、マンションに抵当権がつけられていることがほとんど。ローンの返済が終わっていない段階で売却する際には、抵当権を抹消してもらう必要があります。そして、マンションを売却すると所有権は買主に移転します。抵当権抹消と所有権移転に関する登記に関わる費用はほとんど売主負担です。その際は、司法書士に依頼することになりますので、司法書士費用(だいたい2〜3万円程度)も必要になります。


マンション売却後、支払うべき税金について

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