武蔵コーポレーションの不動産投資の評判は?物件の特徴やメリット・デメリットも解説

不動産投資を検討する際、特に初めての取引は「この会社に任せて大丈夫?」という悩みが付きもの。口コミや評判を中心に「実際どうなの?」にお応えします。

更新日:2024年07月18日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

年収から適正な投資額を診断。さらに検討中の物件をプロが査定し、妥当な購入価格を算出します。

「不動産投資を検討しているが、武蔵コーポレーションの評判はどうなのか」「物件にはどのような特徴があるのか」といった疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
武蔵コーポレーション株式会社は、富裕層向けに首都圏の一棟マンション・アパートなどを主として取り扱う企業です。個人のニーズに沿った営業をする、売買・賃貸・賃貸管理・リフォームなどにワンストップで対応できるといったメリットがある一方で富裕層向けの高価格帯の物件が多いというデメリットがあります。
今回は、武蔵コーポレーション株式会社の概要と評判、不動産投資におけるメリット・デメリット、取り扱い物件の特徴を解説していきます。同社に相談する前に、中立な立場のアドバイザーに無料で相談できる方法もお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

本記事では、以下について解説していきます。

  • 武蔵コーポレーション株式会社の概要
  • 武蔵コーポレーションで働いていた人の評判・口コミ
  • 武蔵コーポレーションの取り扱う物件の特徴とは?
  • 武蔵コーポレーションの不動産投資のメリット
  • 武蔵コーポレーションの不動産投資のデメリット

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武蔵コーポレーション株式会社とは

武蔵コーポレーション株式会社は、収益不動産(賃貸マンション・アパート・オフィスビル)事業の売買・賃貸・賃貸管理・リフォーム・損害保険代理店事業などを展開する企業です。
不動産投資のオーナーまたは検討している方に対して、物件の購入を始め賃貸管理・リフォーム、火災保険・地震保険などの提供をワンストップで行っています。
富裕層向けに一棟マンション・アパートなどを取り扱っており、関東(東京を除く)の賃貸管理戸数が第1位(全国賃貸住宅新聞 2023年管理戸数ランキング)です。株式会社東京商工リサーチの調査では、中古一棟アパート、マンションの買い取り棟数、再生棟数において4年連続全国1位を獲得しました。
売買物件の累計取り扱いは3,277棟、賃貸管理戸数は32,230戸に上り、賃貸管理の入居率は97%以上です。(2024年6月末現在)


この記事でわかること…

  1. 富裕層をターゲッットとした再販事業。中古物件の仕入れから、リフォーム、再販、売却後の管理までワンストップで対応している
  2. 「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の経営理念。一方で「オーナーと揉めることが多い」と気になる口コミも
  3. 富裕層向けの物件がメインのため、高価格帯が中心。無理のない範囲での投資のために、無料で「投資適正額」を判断してくれるサービスなどの活用がおすすめ

公式ホームページにおける概要は上記の通りですが、同社で働いている(働いている)社員の評判・口コミはどうなっているのでしょうか?

武蔵コーポレーションで働いていた人からの評判・口コミ

武蔵コーポレーションの評判・口コミを見ていきましょう。
  • 収益不動産の仲介・売買事業に関する評判
  • 社風・社内の雰囲気に関する評判
  • 営業担当者についての評判
  • 武蔵コーポレーションで働いていた人からの悪い評価


1.収益不動産の仲介・売買事業に関する評判

社会のニーズに沿った事業を行っている為、基本的に「売る営業」を行うことなく右肩上がりの販売実績を上げている。管理についてもプロパティマネジメント制を取っており、オーナー様、入居者様に寄り添ったサービスを提供している為、管理戸数についても成長が期待される。 今後は販売数を伸ばす為に、お客様に利益をもたらすことの出来る物件の仕入れ部分を更に強化することが求められる。 (20代後半・男性) 出典:転職会議
富裕層向けの収益を目的とした不動産販売は、社会的にもニーズが増えていくので事業の成長の見込みは高い。特に新築の物件の販売でなく、中古物件の仕入れから自社内でリフォームを行い、売却後の管理を一本化して行い企業は少なく、その分野をリードしていく事も見込める。今後は全国に事業を展開している予定をしているので、さらに企業規模が大きくなっていく。(20代後半・男性)出典:転職会議
オーナーや不動産投資を検討する人に対して、「売る営業」ではなく個人のニーズに沿った物件を勧めているようです。武蔵コーポレーションのホームページでも、「営業ノルマがない」ことを掲げています。
富裕層がターゲットですので、今後ニーズの増加が見込めワンストップサービスに対応していることを評価する社員も存在します。


2.社風・社内の雰囲気に関する評判

代表が人格者であり、自信を持って働けること。お客さんが不幸になる仕事はしないという点。(20代後半・男性)出典:転職会議
【良い点】 三方よしという理念に惹かれて入社を決意しました。 採用時のブランディング通り、常にお客様のことを考えた経営方針であり、対応をしていることが素晴らしいと感じました。 会社に入社して以降、苦しい営業をしたことは一度もありません。 【気になること・改善したほうがいい点】 評価制度が整っていないところは改善するべきだと思います。 ノルマがない=インセンティブがないという体制であり、いかに社長の側近にいる上司に気に入られるかという観点で仕事をしなければならないところはストレスではあります。 社長に意見を言える人がおらず、裸の王様状態であるところも心配な点です。(20代前半・女性) 出典:転職会議
代表取締役については、経営者ということもあり賛否両論のようです。しかし、上記の口コミでが「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の経営理念を守り不動産投資の検討者やオーナーのことを考え営業をしている点が共通しています。


3.営業担当者についての評判

現場配属が早く、実践をすることで成長することができる。また、お客様が富裕層であるため、社会人としてのスキルが身につく。会社全体でも、礼儀礼節の徹底を掲げて日々指導している。資産運用をしているオーナー様は社会的に活躍しているためその方々に商品やサービスを提供するのが主な仕事である。2年目から担当になることができるため、感謝される体験を多く積むことができるのも良いところであると感じる。資産運用は現代の社会で求められるスキルであるため将来に役立つことを学べるのは大きいと思う。代表も書籍を書いているため周りからの信頼は厚い。(20代後半・男性)出典:転職会議
礼儀礼節を心がけているという口コミがありますので、若い社員は多いですがオーナーや投資相談を申し込んだ方には「きちんとしている」という印象を与えるかもしれません。
若い会社かつ営業色が薄いので、営業のノウハウのようなものが凄く学べるというわけではない。(20代後半・男性) 出典:転職会議
「社員の人柄が良く働きやすいが、営業のノウハウが学べない」という理由で退職した方もいます。
評判・口コミを書き込んだ人の年齢層は、20代がほとんどですので若い社員が多いことが分かります。不動産投資のオーナーは40代以降の方が多く、若手の社員に「まかせても大丈夫なのか」と心配してしまう人もいらっしゃるかもしれません。
社員の年齢を気にしない方でも、投資用物件の購入には不安があるでしょう。購入前であれば、検討中の物件価格の妥当性を診断してくれる無料サービスもあります。有効に活用しましょう。


4.武蔵コーポレーションで働いていた人からの悪い評価

知名度が高い分、営業はかけやすいが、専門性の高い収益不動産を扱うものとしてのスキルがない社員が大半のため、オーナーと揉めるもことも多々ある。特に、年収がそこそこのサラリーマン大家に対してはスキル不足や管理のコストに対するリターンが少ないため、対応がおざなりになりがちになっている。(男性・正社員)出典:転職会議
「オーナーと揉めることが多い」という口コミは気になりますね。また、顧客に対して優先順位をつけて対応していると思わせる口コミもありました。企業として利益を求めるためにある程度は必要ですが、「オーナーとよく揉める」という口コミから、少し度が過ぎていないか心配になりますね。
ただ、在籍から5年以上経過している社員の口コミのため、現状は変化している可能性もあります。
直接企業に問い合わせた場合、優秀な営業が担当になるか否かは「運」次第な所があります。そのためここ数年で紹介サービスを利用するという人たちも増えています。
イエシルアドバイザー経由の場合、マネージャークラス以上の営業担当を紹介してくれるため、この様な担当営業に対してのストレスを減らすことができるでしょう。

年収から適正な投資額を診断。さらに検討中の物件をプロが査定し、妥当な購入価格を算出します。

 

武蔵コーポレーションが取り扱う物件の特徴とは

武蔵コーポレーションは、空き室が多い物件などを買い取り独自のノウハウにより収益物件として再生させる「再販事業」がメインという特徴があります。
不動産投資サイト「楽待」には、違法増築部を解体することで建物の長寿命化に成功した事例、費用対効果の高い間取り変更を行い、オーナーの収益の最大化を図る事例などが紹介されています。
築古物件だけではなく、グループ企業の武蔵コンストラクション株式会社が提供する新築アパートも取り扱っています。
上で述べた通り、富裕層向けの一棟マンション・アパートが多い点も検討中の方にとって注目すべきポイントの1つです。


武蔵コーポレーションの不動産投資、メリット5つ

武蔵コーポレーションで不動産投資をするメリットを、5つお伝えしていきます。
  • 入居率が97%超と高い
  • 新築・築古物件ともに取り扱いがある
  • 紹介してもらえる金融機関が比較的多い
  • 個々のニーズに合った提案をしてもらえる
  • ワンストップの対応が可能


1.入居率が97%超と高い

2024年6月末現在、武蔵コーポレーションの賃貸管理物件の入居率は97.39%です。(同社ホームページより)

入居率を維持するために、リフォーム工事の提案や万が一の場合に現場に駆けつけられる管理体制などを提供しています。


2.新築・築古物件ともに取り扱いがある

武蔵コーポレーションでは、築古物件の再販だけではなくグループ企業が提供する新築アパートも取り扱っており幅広いニーズに対応が可能です。

一棟マンション・アパートを主に取り扱っていますので、ワンルームマンションなどと比べ利回りが高い物件が多いかもしれません。ただし、一棟投資と区分投資はそれぞれメリット・デメリットがあります。気になる方は、中立な立場のアドバイザーに相談できる場所がありますので、検討してみましょう。


3.紹介してもらえる金融機関が比較的多い

同社は過去の取引実績や地域密着経営により、複数の金融機関にルートがあります。

不動産投資における資金調達では、日本政策金融金庫・メガバンク・ネット銀行・地方銀行など40の金融機関の融資実績が存在します。


4.個々のニーズに合った提案をしてもらえる

上記の社員の評判を見ると、「売る営業」ではなくオーナーや検討している人に合わせた提案をしていることが分かります。

相談時には、自身の年収・投資目的・不動産投資に対する考えに沿った物件を提案してもらえるでしょう。


5.ワンストップの対応が可能

武蔵コーポレーションは、物件の購入・賃貸管理・リフォーム・損害保険代理店事業にワンストップで対応しています。

複数の企業にコンタクトを取らなくても、不動産投資がスタートできます。


武蔵コーポレーションの不動産投資、デメリット2つ

  • 富裕層向けで、価格帯が高めの物件が多い
  • 取り扱い物件は、ほぼ首都圏


1.富裕層向けで、高価格帯の物件が多い

武蔵コーポレーションで物件を購入したオーナーの数は、2024年6月現在1,774人です。

一棟マンション・アパートなど価格が高めの物件が多く、同社で不動産を購入したオーナーの平均年収は約4,000万円です。

資産額は3,000万円以上(平均資産額は約8,000万円)で、数十億円の資産を保有するオーナーもいます。

他の不動産投資会社では十分に契約可能な年収や、保有資産額でも契約できない可能性があります。


2.取り扱い物件は、ほぼ首都圏

武蔵コーポレーションの取り扱い物件は、ほとんどが首都圏に存在します。

賃貸需要が高いというメリットがありますが、別のエリアの物件を探している人にとっては不向きといえるでしょう。

加えて同社で複数の物件を保有すると、首都圏で大規模な自然災害があった時のリスクが高くなってしまいます。

イエシルでは上記の災害リスク情報を物件ごとに確認することが可能です。東京、神奈川、千葉、埼玉エリアの物件の災害リスク情報をすぐに確認することができます。

災害リスクハザードマップ例

▲周辺地域のハザードマップとともに、項目ごとの詳細な災害リスクが閲覧可能

▶イエシルトップページから、マンション名や駅名などで検索することができるので、購入前に物件の災害への安全性を確認しましょう。

また、イエシルでは購入前であれば、検討中の物件価格の妥当性を診断してくれる無料サービスもあるので有効活用しましょう。

年収から適正な投資額を診断。さらに検討中の物件をプロが査定し、妥当な購入価格を算出します。

 

武蔵コーポレーションの会社情報

  • 商号 : 武蔵コーポレーション株式会社
  • 設立年月日 :2005年12月9日
  • 資本金:1億円 
  • 代表者: 大谷 義武
  • 所在地 本社:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル21階
  • 東京本社:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内29階
  • 従業員数253名(パート、派遣社員含む) ※グループ会社を含む
  • 売上高(連結):253億円(2023年8月期)

出典:武蔵コーポレーション株式会社「会社概要」

同社はオウンドメディア「ウェルスハック」で不動産投資に関する情報を発信しており、記事のクオリティが高いという特徴もあります。


まとめ

武蔵コーポレーションは、主に首都圏の一棟マンション・アパートを取り扱っており物件の再販事業に強いというメリットがあります。
しかし、富裕層向けで物件がほぼ首都圏のみというデメリットもあります。「自分の年収では断られるのでは」と不安になる方や、投資用物件を紹介されても「地方の物件の方が良いのでは」など悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、第三者の投資物件の査定サービスを有効活用しましょう。既に営業担当者と出会った後でも、購入前であれば物件の価格の妥当性をイエシルアドバイザーが利回りも含め、無料で査定してくれます。「不動産投資についてのアドバイスを中立な立場から、聞きたい」という方は、イエシルの不動産アドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。イエシルアドバイザーは不動産仲介経験10年以上、宅地建物取引士などの有資格者といった資格と経験を持つ人のみです。
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