不動産投資を検討する際、特に初めての取引は「この会社に任せて大丈夫?」という悩みが付きもの。東京都内・首都圏の中古ワンルームマンションを取り扱う株式会社トラストの口コミや評判を中心に、「実際どうなの?」にお応えします。
更新日:2025年04月22日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
IESHIL編集部東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。
本記事では、以下について解説していきます。
検討中の物件を専門家が利回りも含めて算出、妥当な購入価格を査定します。
この記事でわかること…
次に、トラストで実際に投資をした・もしくは検討した人の評判を見ていきましょう。
トラストで不動産投資用の物件を実際に購入した、もしくは検討した方の評判・口コミを見ていきましょう。
単身者用の小さめの築古区分ワンルームを購入致しましたが、賃貸契約書を拝見する限りだと入居者がしばらく退去する見込みがなく、購入当初からの賃料と利回りが見込めたこと。もう一点は築浅の都内ワンルームが高いままで、利回りが低いからこそ、築古ワンルームを購入してプラスになるキャッシュフローをコンスタントに欲しいと思ったからです。(40代・男性)出典:不動産投資のミカタ
担当者が2名いたが、2名とも不動産販売に関する知識がありました。初めの商談では上席の方に提案して頂きました。その後、担当者が1名になりましたが、その方も十分不動産に関する知識があり、毎回満足する商談内容でした。また扱っている物件としても区分マンションがメインでしたが、比較的築浅の1 500万以上する都内の物件から、1 000万円以下で利回りが7%以上ある都内もしくは神奈川県寄りの物件もあり、選択肢が多くて良かったです。(40代・男性)出典:不動産投資のミカタ
築浅物件の主なメリット・デメリット
上記のメリット・デメリットをおさえた上で、物件の築年数を検討していきましょう。
ご自身だけでの判断が難しいという場合は、無料で不動産投資に関する相談ができるサービスもあります。プロの意見も参考にしましょう。
セミナーで不動産投資のメリット・デメリットを把握出来た。また不明な内容等についても丁寧に説明して頂き、自分の中で納得できる形で次のステップに進めることが出来たのも大きいと考えています。ただし、リスクも踏まえての不動産投資となるため、自分のレベルや状況に合わせた不動産投資を行うことが望ましいと考えます。(40代男性)出典:不動産投資のミカタ
都内・首都圏の物件は需要が高く、今後少子高齢化による人口減少が続いても地方と比べニーズは下がりにくいと言われています。
なお不動産投資サイト「楽待」では、2024年6月現在7件の区分マンションを公開募集しています。東京都内が6件、神奈川県が1件で表面利回りは3.89~7.5%です。全国賃貸住宅新聞によると、トラストの2023年7月期の売り上げは13億5333万円、営業利益は882万円で売り上げ・収益を伸ばしています。「仕入れのスピード感が強み」であることも記載されています。
業績が上昇中ということに安心するオーナーは多いのではないでしょうか。トラストでは投資用物件のリフォーム・リノベーションの相談も可能です。リノベーション物件の最初の空室リスクをなくすために、 引き渡しから初回賃借人が入居するまでの空室期間の賃料を同社が保証するサービスもあります。
既にリノベーションされた物件も取り扱っています。
トラストは、不動産の賃貸管理も行っています。
入居者募集を始め、問い合わせ対応や家賃管理業務、契約更新書類作成、入退去に伴う手続きなどをおまかせできます。
管理委託手数料は一律月額3,000円(税別)で、空室管理・滞納保証・設備保証といったサービスも付帯されています。
2023年7月現在、同社ホームページによるとトラストの管理物件入居率は98.96%です。
トラストの採用情報を見ると、宅地建物取引士・管理業務主任者・賃貸経営管理士・FPなどの資格保有者に手当が支給されていることが分かります。
同社が社員の資格取得を支援し手当を支給することで、社員の資格取得へのモチベーションが高まり、専門知識を得てオーナーに情報提供できる可能性があります。
また、マナー研修、業界セミナーなどの受講料は会社負担で研修制度が充実しています。
同業他社の大手に比べ、トラストは物件数が少ないというデメリットがあります。オーナーにとっては選択肢が少なくなってしまいますので、他社と掛け持ちで物件を探すという方法もあります。
トラストの物件の築年数は、投資用物件一覧によると8~59年で平均およそ32年、ボリュームゾーンは20年以上~40年未満です。
国土交通省の「中古住宅に係る建物評価手法の改善の方向性について」によると、「現状の評価実態では、建物の状態・機能にかかわらず、一律に築後20~25年で建物の市場価値がゼロとなる慣行があり(略)」という記載があります。
上で書いた通り、築古物件は利回りが比較的高いものの資産価値が低いというデメリットがあります。ちなみに近年首都圏マンションの市場は価格の高騰が続いています。その結果、エリアによっては築後20年経過したマンションであっても当時の新築時販売価格よりも高値で成約している事例もあります。
出口戦略を考えるのであれば、どういったエリア・マンションを選べば資産価値はより下がりにくいのか、プロに意見を聞くのもよいでしょう。ホームページによると、トラストの社員の平均年齢は31.2歳です。
不動産投資のオーナーは40代以降の方が多く、自身より年下の社員に「まかせても大丈夫なのか」と心配してしまう人もいらっしゃるかもしれません。
もちろん「年齢は関係ない」という方もいると思われますが、不安になる方にとってはデメリットとなるでしょう。
また同社は設立13年目ですが、不動産会社の中では比較的歴史が浅いと言えます。
「歴史がある会社の方が良い」という方には、不向きかもしれません。
とはいえ、歴史がある会社を選択したとしても直接企業に問い合わせた場合、どんな営業が担当になるのかは、「運」しだいな所もあります。
そのため「知識・経験が豊富な担当が良い」 という方は、紹介サービスを使用するという方たちが増えております。イエシルアドバイザー経由の場合、マネージャークラス以上の営業担当を紹介してくれるため、「知識・経験が豊富な担当が良い」という方からは好評です。
「トラスト」という企業名は数多いため、他の不動産投資の会社と勘違いされたようです。同社は電話で営業・勧誘はしていません。
ホームページにセミナーの情報はありませんでしたが、不動産投資・資産運用の個別相談、掲載中の物件・賃貸管理の問い合わせフォームがあります。
ただし、問い合わせる前に中立な立場のアドバイザーに無料で相談できる場所があることを知っておきましょう。
検討中の物件を専門家が利回りも含めて算出、妥当な購入価格を査定します。
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