武蔵小杉に住みたい人続出中!? タワマンの街・武蔵小杉が注目される理由とは？

株式会社リクルート住まいカンパニーが発表した「2016年版　みんなが選んだ住みたい街ランキング関東版」では、恵比寿、吉祥寺、横浜に次ぐ第4位にランクインした武蔵小杉。15位→12位→9位→5位と毎年着実に順位を上げており、長年人気を集めているエリアにも迫るほどです。

神奈川県川崎市内にある武蔵小杉駅周辺は、もともと工場の多い労働者の街でした。NECをはじめとした大手企業の事業所や関連企業の工場が集まっているエリアとして知られていましたが、10年ほど前から事業所や工場が相次いで閉鎖や移転。その跡地にタワーマンションが次々と建設され、武蔵小杉駅周辺の再開発が一気に加速しました。

武蔵小杉駅周辺は神奈川県川崎市。東京都内ではないことから、都心からも離れているイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか。

武蔵小杉駅には東急東横線、東急目黒線、JR横須賀線、JR南武線が乗り入れています。主要駅までの所要時間は、東横線特急で渋谷駅まで12分ほど、JR横須賀線で東京駅まで20分ほど、JR南武線で川崎駅まで12分ほどです。

また、東急東横線は東京メトロ日比谷線と接続していることから恵比寿や六本木へのアクセスも可能。JR横須賀線は湘南新宿ラインも乗り入れていることから、新宿、池袋、横浜、鎌倉などにも乗り換えなしでアクセスできます。とにかく都心へのアクセスが抜群に良いところも人気を集めている理由のひとつです。

前述のとおり、事業所や工場の跡地にタワーマンションが林立している同エリア。今では武蔵小杉駅周辺に10数棟のタワーマンションが建っています。

一口にタワーマンションと言っても、その特色はさまざま。武蔵小杉で最初に分譲されたタワーマンションは「ザ・コスギタワー」。地上49階、総戸数689戸の大規模タワーマンションです。「ザ・コスギタワー」を皮切りに、販売当時首都圏で最も階数の高い地上59階建てだったタワーマンション「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」、遊具と樹木に囲まれた屋上庭園など子育て世帯に人気を集める「グランツリー武蔵小杉」などが建てられ、それぞれ人気を集めています。

武蔵小杉駅のある川崎市は、子育て世帯にやさしい行政サービスが整っていることでも知られています。川崎市は待機児童ゼロを目指し、認可保育所の増設などを進めています。市内各所の「地域子育て支援センター」を設置し、乳幼児と保護者が安心して遊んだり、他の子どもやママたちと交流したりできる場として提供しています。また、出産後4カ月までの家庭を対象に家事や育児の手助けをする「産後家庭支援ヘルパー」を派遣する事業も展開しています。仕事と子育てを両立したいママたちにとって嬉しいサービスが提供されているのです。

東京都との県境でもある多摩川にも近く、自然を感じることもできる環境もあるほか、街全体も郊外ならではのゆったりとした雰囲気に包まれているのも、武蔵小杉がファミリー層に支持されているポイントのひとつです。

さらに、同エリアは近年メディアでも取り上げられる機会も増えたことから、おしゃれな街のイメージも定着しつつあります。駅前にはショッピングモールが立ち並び、おしゃれな飲食店も進出。タワーマンション住民が増えたこともあり、武蔵小杉に住むハイソな主婦は「ムサコマダム」と称されることもあるのだとか。せっかくならおしゃれな街で子育てしたいというニーズを満たしてくれるエリアなのです。

まとめ

近年注目を集めるエリア・武蔵小杉の人気の理由についてまとめてみました。
子育て世帯はもちろんのこと、都心へのアクセスがいい立地を探しているDINKS世帯や、タワーマンション住まいを検討している高所得世帯にとっても暮らしやすいエリアではないでしょうか。どのエリアに住もうか迷っているなら、一度武蔵小杉に足を運んでみるのもおすすめです。その際はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。